ぐらんこ。の部屋(るーるるー♪)

執筆活動とたこ虹家族&鯛員&モノノフ活動とその他もろもろ

アイドルヲタクは進化する~その多様性と適応力 その他もろもろ~

普段、本ブログのメインターゲット(そんなのいるのか?)の執筆界隈とは全然関係ない話っす。(まあ多少途中で絡んでくるかもですが)

 

例によって思いついた書きたいことを書き殴るだけの記事なので、読みづらいことこの上なしで着地点も見当たりません。

TIF(東京・アイドル・フェスティバル)やら何やらに行って、遊びまくって完全にアイドル脳になった私の執筆活動再開に向けてのリハビリ的な記事だったりします。

 

というわけで、さようなら! また次のちょっとは考えて書く記事なりブログなりでお会いしましょう!

 

 

序:

タイトルにあるアイドルオタクが進化、多様性とはいったいなんぞや?

その根底にあるのはアイドルの多様化。

昔はそうでしたが(今もアイドルに興味ない人にはそうですが)アイドルというのはブラウン管の中の存在。たまにハチマキ巻いて法被来た連中がだみ声上げてライブとかで応援してたり会場前でたむろしているニュースで見る程度だと思います。

歌って踊るのが仕事。基本求められるのは可愛さ。

その中で楽曲だったり、演技界(女優系とか)に進出したり、バラエティーに進出したりと、凄く狭いフォーマットの中でアイドルをやってたのが昭和。

基本テレビの中の存在でした。

会いに行けるアイドルだかなんだかのAKBグループが出来て、その価値観が壊れた。

ぶっ壊れた。基本アイドルというのはライブやイベントを見に行く(予算やら時間の都合で行けなくとも機会があれば行くぐらいの気持ち)ものに変革していった2000年代。

皆様どうお過ごしでしょうか?

 

そんなわけで、昔はショッピングモールとかに売れてない、売れかけ、ちょっと売れてるなどの様々なアイドルがイベントやりにくることはあっても、それを遠巻きに見かけることはあっても、テレビの人がなんかやってるみたいな感じだったんじゃないでしょうか? 今もそんな感じの人が多いんじゃないでしょうか。

 

最終的にテレビでお茶の間に届くのが各々のアイドルの目標。

それは今も変わってはいないでしょうけれど。インターネット、SNSが世界を激変させましたね。

アイドル好きとそうじゃない人の間で格段に異なるのはその情報量。どこから情報を得てるかというと、ツイッターとかインターネッツでしょう。

もうこの時点でいま自分が何を書きたいのかわからなくなってしまっていますので、皆様さようなら。お疲れさまです。またもう少し短い、纏まってないのはまとまってないけれど短くてなんとか読み切れてそんなに破綻してない記事でお会いしましょう。

 

とにかく、アイドルが増えた。本当に増えただろうし、増えた分の雑多な膨大な情報が個人に届くようになった。

テレビに出てなくても、ニュースにならなくても、日本全国津々浦々に様々なアイドルが乱立してまさに群雄割拠のアイドル戦国時代だというのが実感できる。

それはひとえにツイッターのおかげだったりします。

 

さて、わたしはそもそもモー娘。とかはテレビの中の人として、好きだったしなっち可愛いとか思ってなかったけど、ももクロからアイドル現場に顔を出すようになりました。いわゆるスタダDDというやつです。

(DDとは「誰でも大好き」みたいな意味です。スタダというのはももクロの事務所でももクログループ全体なり大体が何となく好きみたいな感じがスタダDDです。)

そんなスタダDDやってってもいろんなスタイルのアイドルが居るという知識的なものは徐々に蓄積してったりします。基本周りにDD(スタダ含めずとも)が多いので、ツイッターで他のアイドルの情報が流れてきたり、アイドルが4~5組出場するイベントとか、アイドルが300組ぐらい出場するフェスとかに行くといろんなアイドルさんを見る機会が増えます。

詳細は省きますが本当に多様化してる。

歌が上手いとかダンスが凄いとか、単純にそんなのだけじゃなく、楽曲なんておそらくオールジャンル(に近いくらい)揃ってて、お前ら本当にアイドルかよみたいなのもいるし、ラノベと一緒でアイドルの定義って自己申告だったりして、最近ではBiSHとかいうグループが自らを「楽器を持たないパンクバンド」とかよくわからないジャンルを名乗ってたり、もうよくわからない。髭の生えたがたいのいい外国人のおっさんがセンターやってるアイドル? が居たり、まあ有名どころではベビーメタルとかですかね。

そんなわけで、アイドルが多様化しすぎてるので、オタクも多用化しとるわけですよ。

 

以上が前置きで、以下が本編です。お疲れ様でした。

またの機会にお会い(ry

 

まずはモノノフ(ももクロファン)のスタンダードな進化から。

1.

知人に勧められてライブDVDを見せられる。or いきなりライブ、あるいはLV(ライブビューイング、映画館でライブの生中継見るやつ。声だして応援あり、基本着席しない)に連れてかれる。

そんなところがスタートだと思います。

2.

なんじゃこれ? と思って距離を置くか、これ楽しそうと興味を持つかはその人次第。

楽しそうと思うと、周りの沸き方が羨ましくなってくる。

・みんなそれぞれの推しメンを決めてる(ポリシーもって決めてない人もいる)

・なんか思い思いの街を歩くにはどうなのか? みたいなTシャツとか法被とか着てて楽しそう。

・ペンライト(サイリウムの電池版)いわゆる光る棒振ってて楽しそう。

・決まったところで掛け声(コールとか口上とかMIXとか)打ってて一体感ある

アイドル現場ではオタクを見ろ! という格言があるように(多分ありません)、アイドル現場を作るのはアイドルとそのファンなのです。アイドルの大体の路線によってファンが行動を変える感じなのです。一般人であったにも関わらずアイドルに興味を持つ人の大多数はその現場の空気が刺さってるのです。ぐらんこ。調べ。根拠はなし(刺さるってのはぐっとくるとか興味を持つ以上の何か惹きつけるものを感じるなどの意)

 

3.

リピーターになる。そのための努力を始める。

違法とは知りつつも、そのアイドルの楽曲などの動画を視聴したり、歌詞とコールを掲載しているブログを読んだりとタダで出来る活動。

DVDを借りたり、あるいは自分で買ったり、たまにやってる(CSとかではちょいちょいある)ライブ番組見たり、次に現場に行った時にもっと楽しめるように努力が始まります。それ自体が楽しいから努力とは感じないでしょうけど。

そして次にいけそうなライブやLVを探したり、また誘ってくれない? と先輩ノフ(モノノフの先輩)に声をかけたりするわけです。基本ファンクラブ会員でないとチケット取れなかったり、良い席じゃなかったりすることが多いので。

わたしは国立ライブのためにファンクラブ入りましたけど、知り合いにモノノフが居たら自分はファンクラブ入ってなくても行けるライブやLVは多数です。LVなんて一人で四枚とかチケット取れますしね。

そんでライブに行くとなると、公式のグッズが欲しくなる。その頃には推しも決まってたりして、そのメンバーの色のTシャツとペンライトぐらいは買ってしまう。(ペンライトは今は色が変えられる奴が主流ですが)

(お金+時間)の価値を現場やアイドルの価値が超える瞬間です。

もちろん、この時点で動画は見るけどライブには行かないとか、グッズには一切手を出さないなどの個別の進化分岐も始まってます。(実際にはもっと前段階から)

そして”振り”というアイドルの踊りに合わせて一緒に踊るという行為に若干手を染めだしてくるのです。今回本当に述べたいのは多分その振りに関してです。

 

サイ振り地蔵というワードがあるようです。

サイはサイリウム(光る棒)の略。地蔵というのは、ライブの現場でお地蔵様のように固まって動かない様子。

あえてそのスタイルを貫いている人も多いですし、オタクとは言えないようなご年配の方もアイドルのライブに来たりするので、それが悪いこととは思いません。(何組か出場するライブとかで、目当てのグループ以外で固まって動かない人、盛り上げる気の無い人とかを揶揄する言葉?)

 

とにかく、予習不足でアイドル現場に行くと、どうやって盛り上がってよいのかわからない。

できることといえば、うろ覚えのコールを小さな声でいれてみたり、ペンライトをリズムに合わせて振る程度。初心者によくあるやつで誰もが一度は通る道だと思います。

でもこの曲のここはみんなでジャンプ! とか、ここはみんなでペンライトを大きく横に振るとか、見よう見まねで一緒に盛り上がったりしていると、ちょっとずつやることが見えてくる。それの積み重ねで、まるで甲子園のあの統制された応援のように、会場全体の動き(小数のやってない人はいるでしょうけれど、ぱっと見たら9割以上がなんとなく揃ってるようにみえる)に一体感が出てくるわけですね。

それに参加している喜び。そこらへんから、人間欲が出ます。

一体感にも二種類あって、会場を埋めるファンとの一体感と、アイドルそのものとの一体感です。

前者を体感するにはお決まりのコールを覚えて、要所要所の振りを覚えるだけで良いのです。

後者を突き詰めていくと、振コピというところに行きつきます。

振り、つまりはダンスをコピーする。演者と一緒の動きをするというシンクロ。

所謂ケチャ(アイドルに向って手を掲げる行為)など、推しに対して愛を表現するという欲求と、同じ動きをしたいという欲求。それがいろんなバランスで存在したりしなかったりするのがオタクの心理。

振りコピでも、元々の曲やライブ映像を見て予習して覚えるタイプと、現場で即興で合わせるタイプなど。

強いフリコピ勢などはライブの演出によってメンバーが踊らずにただ会場内をぐるぐる歩き回ってファンに手を振って歌うような場合でも頑なにダンスをし続けたりしてます。

あと、大きな会場でメンバーのダンスがちゃんと見えない時とか、自分の前で完璧っぽく踊ってるオタクを見ながら踊るなんていう誰を見に来たのかよくわからない状況に陥ったりします。

とにかく何やっても楽しい。

 

最近ではアイドル自身が新曲の発表の時とかにここはみんなで一緒に踊ってねーとかレクチャーしてくれたりするのでそういう曲はフリコピ推奨になったりして揃って行ったりします。

 

そんなフリコピ。

アイドルとの一体感を出すために、あるいはただ自分が楽しむために。様々な使われ方をしているフリコピですが、自身で一度だけ貴重な体験をしたことがあります。

それはももクロのれにちゃんが骨折していた時。

ライブ序盤は、れにちゃんが骨折してるんだから、自分も片腕を封印して踊らず見てました。なんか後半にはれにちゃんの分、俺が踊るんだという気持ちになってました。ろくにダンスなんて覚えてないんですけれどね。何が言いたいんだかさっぱりですけれど。

 

さて、フリコピと対極をなす? ものにオタ芸みたいなのがあります。

有名なのはロマンスとかですか。

多分オタクが勝手に考えたんだか昔からあったんだか、わからないダンスのような動きのような。

www.youtube.com

 

楽曲に合わせて踊る。ただその踊りはその楽曲とは無縁(まあ曲調とかそんなのは気にするんでしょうけれど)

 

既に、会場との一体感、アイドルとの一体感などのワードは出てますが、ロマンスなどのオタ芸は、会場に居るオタクの一体感なり、自己表現なりのよくわからないようなとっても理解できるような心情から発展してきたんじゃないでしょうか。

やってる当人からすれば、自己研鑽の結果の発露でもあるし、アイドルの応援に繋がってるという心理もあるのでしょう。

 

突然ですが、「一番先生」で検索してみてください。

あえてまとめなどはあげませんが、独自の進化を遂げたオタク? の一人であり、多くの方に尊敬されている人です。ぐらんこ。も一目どころか何目も置いてます。

 

そもそも、アイドルによってパンクバンドっぽいノリのとこもあるし、オタ芸が盛んなところもあるし、フリコピ主流のところもあるし、いろいろあってぐらんこ。としては今、フリコピ路線に流れて行ってるところです。

 

スタジアムとかの狭い会場(座席が狭くて思うように動けない)などよりかはオールスタンディングの会場(それも前の方とかの人が多いとこじゃなくて後ろのほう)とかを好みます。その方が動ける、踊れるから。

 

なんのために踊るのか? それもわからなくなってきました。

本能の赴くままにといえばかっこいいのでしょうけれど。

 

先日、とあるライブでなんとなく理由が見えてきたりよくわからなくなったりしました。

始めはアイドルとの一体感を出すために踊ってたんですけれど。

ちなみにダンスなんかはやったことないので周りから見ればすごく滑稽な動きだと思います。キレもないし。

踊る、あるいは動くこと自体がそれだけで楽しいということに気付きました。

そして、決まった動きをする(アイドルの振り、楽曲の振りに合わせる)という制約がひどくつまらないものに思えてきました。

そろそろ重症です。

いろんなアイドルに行って、その場で即興でみようみまねで踊っていると、微々たるものですが自分の中で踊りに対する経験値のようなものが溜まってるんですよね。

知ってる曲では、観ないでも踊れてしまう。

知らない曲で見えないところでも、なんか適当に踊っとけ! ってなれる2~3歩手前。

 

リズムに合わせてサイリウムを振る

アイドルの振りにサイリウムの動きを合わせて小さく振る

できるだけ大きく動く

なんだったら下半身もステップ踏みたい

だけれど、完璧に踊りなんて覚えてられない(半分くらい覚えている曲はあるものの)

踊り自体が楽しいんだから、好きに踊ればいいじゃん←今ここに近い

 

そんな感じです。

 

一体感的な話をすると、会場の一体感に近いのは近いです。

ただその会場は統制された、自由の利かない、決まったふりをする現場ではなく、いろんな進化を遂げたオタクが様々なライブを楽しんでいるという個人的に一番好きな雰囲気のとこです。

 

あえて名を付けるとすると今のぐらんこ。はフリコピ勢の亜種、似非フリコピ勢でしょうか。

フリコピ族に席を置きつつ、完璧なフリコピを早い段階で諦め、離脱し、なんとなくそれっぽく踊るけれどはたからみると滑稽だったり全然踊れてなかったり間違いだらけだったり。

そんな感じなんですけれど、一番楽しい。

会場の片隅で踊ってるとわざわざ隣に(それまでは前の方で見れてたのに)来て踊ってくれる変わり者がいたり、サイ振り系だった人が、ぐらんこ。の楽しみ方を見てもっと大きく踊ろうという気持ちが芽生えたなどと言ってくれたりします。

 

わたしはこの先どこへ向かっていくのか? それは私自身にもわかりません。

ただひとつ言えるのは、オタクの楽しみ方は一つじゃないということ。

それはこの様々なアイドルが乱立しているこの世の中だからこそできること。

それぞれのオタクがそれぞれの価値観でライブを楽しんでいるというバックボーンがあってできること。

優しい世界です。

 

フリコピ以外でも、コールとかも決まってる現場もあれば、あんまり決まってなかったりする現場もあったり(一応主流というかお決まりのコールとかはあるのでそれを流用したりするのが固定ファンやコールを作り上げるファンが少ない現場にありがち)、なんせまあ、多種多様なんですわ。

 

ただじっと黙ってアイドルのパフォーマンスを目に焼き付けるのもひとつの楽しみ方です。

アイドルよりもダンス力高いオタクも沢山いますし。

そういう人でも全力で踊るのもいいですし、あえてアイドルの癖に合わせて完コピ目指すのも楽しいでしょうし。

 

動きひとつとってもそんな感じなんで、考え方やらなにゃらいれるとほんとに多種多様。

 

踊りは苦手だから……と適当にサイリウム振ってるだけのオタクさんが居ましたら、一度騙されたと思って、すごく動いてる人とか見てみてください。それだけで楽しいですから。

とりあえずいろんなダンスを右腕だけでもいいので真似してみてください。なんとなくそれっぽく動けてるように思えてきますから。(例え周りからは滑稽に映るとしても)

狭い座席で隣との距離を気にして動けない、周りに迷惑をかけたらいけないのは大前提なのでそういうとこじゃ派手に動けませんが、オルスタライブとかで前を狙うんじゃなくってスペース開いているところで動きまくってみてください。楽しいですから。

それで自分には合わないなと思ったら他の系統樹を辿ればいいんですし。

 

とりあえず、リハビリ代わりにまあまあキーボード叩けたのでこの辺で筆をおきます。

 

予告してた、執筆関連の話は全然してませんが。

セルパブでもいろんなポリシーでいろんな人がいろんな本を出すことによって盛り上がるみたいなのあると思うぐらいでやっつけで関連付けてみたりします。

 

なんとなくまとめ的なことを書くと、フリコピは楽しいけどフリコピに縛られちゃあ本末転倒だよね? 的なことです。

フリコピに関わらず、コールでもそうですし、コールの統制とかがきつくなったり、あのコールはいらんとか、そういう批判ばっかり目につく現場って徐々に楽しさ薄れてきますし。(まあそれは個人的な意見で、きっちり統制されたコールのある現場のほうが好きな人もいるであろうことは重々承知の介)

 

オタクとセルパブって似てると思うんですよ。

その話はまた次の機会に

 

では ノシ

 

 

始まってました、ららさあメディアミックス!

 

あまりに反響がなくてびっくりしてますが、小説家になろう様にて、

ncode.syosetu.com

連載開始しております。まあ読んでみてとお願いしたいところですが……。

考えるな! 感じろ! ではなく、読まなくてもいいので覗いてみてくださいとお願いしたいところであります。

 

本作の元々の着想は、カクヨムさんで始まった漫画原作コンテスト。

普通小説家を志していて漫画原作のコンテストに応募するとなると、

・普段通りに面白い話を書く

・掲載誌に相応しいジャンルとか考える

・一話の長さやシーンなど漫画化した時のことをあらかじめ考える

など、対策練ったり練らなかったりするわけでしょうけれど。

 

ぐらんこ。的には漫画になるかもしれない⇒待ちきれない⇒じゃあ漫画にしちゃえ!

と、コンテストの受賞うんぬんではなく既に漫画化してしまいました。

なので、ほんとうに覗いてみてやってください。

 

特に4コマ原案のテキストと、4コマが併記されている4話以降がおすすめです。

(見比べると単にテキストで書かれていることを読む時と漫画を読むときの受け取り方というか受ける印象とかの違いとかがありありとわかって面白いかもです。)

 

セルパブで表紙を描いてもらったり、いずれ漫画化するような作品が書きたいなと思っていましたが、作品の漫画化は力技(お金の力)でなんとかなるんですね。

素晴らしいクリエーター様の力を借りてひとつ夢が叶った気分です。お金の力に頼ってしまったけれども。

 

テキストのネタと実際に絵になったものを見比べるとやっぱり漫画になっているのとそうじゃないのとは雲泥の差で、つくづく漫画って楽だなあ、絵の力ってすごいなあって思いました。

やはり文字だけで人に伝える、特に笑わせたりするのって大変で、そこに絵が加わると間とかの表現の仕方もいろいろあるし、台詞ひとつとっても表情をつけて表現力がはんぱなく上がるという。

 

だけどわたしは結局絵は描けませんので、文字で表現するしかないわけですが、情景が浮かぶようなテキスト、テンポとか意識して緩急自在の文章を綴って行けたらいいなあと思ったりしてます。

動きがついて、声がついたアニメなんてもっと羨ましいんですけれど、結局手間暇がかかるというか、アニメなんて個人ではほぼほぼ製作無理ですしね。

 

次の目標は宝くじ当てて自作品をアニメ化ですね。

え? コンテストの受賞とか商業デビューからのアニメ化めざせって?

おっしゃるとおりです。

 

では ノシ

 

繰り返しになりますが、原作というか原案はともかくとして、やっぱり漫画になるとそれだけでクオリティが上がるというか面白みが増えるというかそんな感じなんで、

ncode.syosetu.com

よかったら覗きに行ってやってください。

セルパブは世界を変えるのか? 結論:変えない

良いレポートや論文は結論から先に書くということをなんとなくの知識で知っている(卒論とかレポートとか書いたことない)ぐらんこ。です。

 

あらためまして、

おはこんばんちは! もとい! まいどおおきに! いつか逸材と呼ばれたい、ぐらんこ。です。

 

いやあ、盛り上がってますね! セルフパブリッシング! 略してセルパブ。

知らない人のために軽く説明するとセルパブとは主に電子書籍を自分で作って売るという活動。

同人誌と何が違うの? と言われれば、紙書籍か電子書籍(電書)かなのかとか、イベントで売るか、amazonとかの大手ストアで売るかとか、もっと違ういろいろあるのかもしれませんが、両方作ってる身から言わせて貰えば、

 

同人誌:一定層の狭い世界に届けるために作ってる(感覚が大きいような気がする)

電書のセルパブ:全人類に打って出る! (だけどかかる費用は最少)

 

くらいの気合いの入れ方なんじゃないかなーと勝手に思ってます。どっちも趣味の延長でたまに実益やら名声やら求めたり、商業作品への批判みたいなの含めてるんでしょうけれど、ベクトルとかける労力とかが違う。

とはいえ、それぞれの世界でいろんなスタンスの人が居るのは知ってのとおり。

 

補足しときますと、個人的には同人誌もセルパブも自費出版も媒体ややり方が違うだけで、根は同じなような気がするんですが、

自費出版で大金かけて紙の本を作るほどの酔狂あるいは、志がなくとも、

手間暇かけて同人誌を作って売りさばいて次回の活動費を稼いで固定客つけてなんかもうイベントとか出続けないとサイクル回らないみたいな弱小作家、サークルには厳しい活動を継続するという枷を背負わなくても、

思いついた時に自分のペースでお金をかけずに、より大きな商圏に作品を出せる電子書籍のセルパブすごいわね、やらない理由が見当たりませんことよ。

スタイリッシュでスマートで、かつ自己主張できるし未来に期待が持てるのがセルパブが広まっている理由なんじゃなかろうかと。異論は認めます。

 

話はそれますが、同人誌ってどうしても手作り感が残っていて、逆に言えばそんな手作り感とかアングラ感があるからこそ一定の需要がある。レア感ですね。まあ製作には元手がかかるので、仕方のないことではあります。

セルパブに関して言えば、なんとなく手作り感とかを失くそう、品質的には商業出版レベルを目指そうみたいな、気持ちの人が多いような気もしてます。

これも個人的に思うだけのこと。

 

さてと、本題に戻ってそんなセルパブ。

いずれは同人誌界隈を吸収して(だけど二次創作とかを大手ストアで売るにはいろいろ問題ありなのでその辺は別進化を遂げそう)、商業出版との垣根を失くすことになるのだろうとは思うんですが。(いずれとはかなり遠めの未来を考えてます)

 

結局、いろんな趣味趣向、思想を持った人達の受け皿になることはあっても、大ブーム! ってのは起きないような気がします。

なんら新しいことじゃないですし。

 

個人で小説や漫画を作って発表する。(WEBや投稿サイト)

そうやって作った作品を販売する。(ストアや同人誌系のイベント)

みたいなのって、ずっと昔、漫画の貸本とか文豪たちがやってきた世界をなぞっているだけで、目新しいことはあんまりないのですよね。

 

リエーターが、好き勝手にやってたところに目を付けた企業が才能をお金で買って、いわばパトロンみたいな感じで囲ってくれて、それを職業にできた人が現れて……というのが、今の世の中なんじゃないかな? って思ったりします。

 

で、現実世界で、企業からの脱却が今まさに起こっている。

小説投稿サイトしかり。(ただ、そこに金の匂いを感じた企業がやっぱり小説投稿サイトを売れる作品発掘の場にして食い荒らしてる)

同人誌しかり。(これも二次創作というデリケートなある意味では違法なコンテンツなので、元々企業とかとの繋がり薄いですが、カクヨムみたいに公式に二次創作認めるサイトとか、二次創作を許容する作品とかもちらほら出ている)

セルパブしかり、です。

 

一次創作と二次創作をごっちゃに語るとややこしくなるんですけれど。まあそれはおいておいて。

 

歴史として、クリエーター頑張る、パトロンが支え、企業がくいつく、大衆に広まる。

こんな流れって昔からえんえんと続いて来たと思うんですよ。

 

同人からの商業の流れってひぐらしとか最近でもありますし。

公式が舵を取って作った同人作家のアンソロとかもちらほらあるみたいですし。

 

ラノベの世界では、小説投稿サイトでクリエータが頑張って書籍化! っていうのが成功例。

漫画だって、ワンパンマンみたいなWEB発のものがありますし。

ブログだって人気のやつは書籍化されたりする。

歌い手さんとか踊り手さんとかも、公式っぽいイベントに呼ばれたりする。

そういやボカロ曲なんかも沢山CDになったりメディアミックス展開したりカラオケや音ゲーに入ったりしましたよね。

 

インターネットが普及して、いろんな便利なソフトが安く手軽に使えるようになって、

文字⇒絵⇒動画 とクリエーターが頑張れる土俵が大きくなってきた昨今。

SNSの普及によっていろんな話題作が沢山の人に届くようになった昨今。

 

現段階では最終的には作品やコンテンツの品質を高め、広告などのプロモーションで人気を煽るため、流通を安定させるために企業の力を借りることになるのかも知れませんが。

 

もうそろそろ出版社やらなんやらの力を借りることなく拡散して収益化ってな世の中になるのかもしれない。いや、すでにそうなりつつある。

それって単に昔に戻っただけで特に目新しい流れじゃないんですよね。多分。クリエーターの根っこの部分というかなんというか。

 

で、今の所、セルパブに関して言えば、後ろ盾のない、いわゆる箔がついてないコンテンツで、箔をつけるためにはやっぱり受賞とか(個人では金銭的な面で難しい)紙の書籍化とかを求めてしまう。誰がといえばそのまさにクリエーターが。本来であればそんなの無しで拡散することを求めたほうがいいのに。

 

でも今はその過渡期だと思うんです。

いずれ、ネット、WEB、電子でコンテンツは完結する。アニメや動画の世界ではもう既にそうなってる。(アニメ作るのは莫大なコストかかりますが)

じきに、漫画も小説も電子で完結する(=紙書籍を求める人が減る)。

個人で収益をあげられるサイトやサービスがもっと普及する。

(うがった見方ですが、出版社はそれを恐れて投稿サイトを立ち上げたり、新人発掘をWEBでやったりしてる)

 

そろそろクリエーターは意識を改革する必要があると思うんです。

・受賞や大手出版社からの出版を目標としない

・それでも多数に読まれるコンテンツを作れると自信を持つ

・うまく収益化して、活動を継続できる下地を整える

特に、名声的な部分で引っかかってる人が多いと思います。

個人で本を売ったって売れない。知人に買ってって言いにくい。だから出版社から声がかかると飛びついてしまう。何故なら作品に箔がつくし、収益安定を見込めるから。

 

でも、すでに商業で成功した人が、逆の流れを作ってくれてます。

印税率考えたら、作品の権利を自分でもっておいて、自分で売るほうが儲かることに皆気付き始めています。

ただ、一度成功をおさめた人じゃないとその方法を取れないとみんな思ってるから、一度成功するために出版社さんとかのお世話になるだけで。

作品を収益化できるサイトってのがあんまりないってだけで。

一般の人はまだまだ個人製作の有料コンテンツに手を出さないだけで。

 

ここ数年でいろんな形の作品の発表の場ができて、クリエーターに収益を還元するようなところ(作家生活オンラインとか)もあるんだけれど、どれもいまいちぱっとしない。

リエーターが求める受賞や出版社からの書籍化という餌をちらつかせたサイトがやはり人気。

出版社からしたら当然。良質なコンテンツを抱えてそこから収益上げないと死活問題だから。

 

そろそろ風穴を開ける存在が必要じゃないかなと思ってます。

出版社としがらみのない大手の企業。

それがどこなのかよくわかってませんが。

今の所エブリスタが一番近いのかな。しがらんでると思いますけど。

 

無料で読めるサイトに掲載。(時にそのままコンテストに応募)

出版社からの拾い上げ、あるいは受賞

という流れでファンを作った人が、セルパブ。

 

これが今は多い。

これを

 

無料で読めるんだけどクリエーターに収益が還元される

勝手にセルパブ

 

にならんかなと。問題は無料で読めてた作品に金を払うか? ということだから、そういう意味ではもうセルパブなんていらないのかもしれない。

今は紙の本を求める人と、電子書籍を求める人と、投稿サイトで良い人とバランス良くいるから、なりたってますけど。

いや、まとまった書籍が好きな人もいるか。

 

いっそまとめサイトみたいに、面白いWEB小説を勝手に表紙とか挿絵つけて電子書籍化するサービスみたいなのもあってもいいかもしれない。出版社がやるのではなく個人で。それがセルパブなのかといわれれば微妙ですけれど。

 

なんか話がまとまらなくなってきました。

書き始めた時には最終的に桶屋が儲かるというところに着地したかったんですが諦めました。

あとメディアミックスにも触れたかったんですが、またの機会に。

 

最後まで読んだ人いないでしょうけれど、こんな駄文に目を通していただいてありがとうございました。

 

結局言いたかったのは、出版社に頼らない世の中がそのうちやってくるんじゃないかなーってことです。

テレビ局なんかいま散々言われてますからね。

そのためにはしがらみのない大金持ちがなんらかの起爆剤を投入してくれる必要があるなあーって。やっぱりお金の力って大事ですから。でも草の根活動でほそぼそ継続していずれ日の目を見ることを考えてくことも必要。

 

やっぱりまとまりません。

 

ではノシ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ららさあ勝手にメディアミックスプロジェクト始動!

待て! 続報!

 

 

 

 

 

 

 

 

なあんて。期待だけさせといてなんなんだろう? みたいな。

集え! ラノベ書き!! セルパブ(インディーズ出版)への誘い(売り上げなんかを赤裸々に)

まいど! おおきに! いつか逸材と呼ばれたい、しがない浪花のラノベ書きのぐらんこ。です!

 

わたしの中では電子書籍売り上げ一位のBOOK☆WALKERさんで、上半期の売り上げランキングが発表されました。

bookwalker.jp

 

な、なんと、わたしの作品、初めての『異世界トリップ』入門

bookwalker.jp


bookwalker.jp

が……

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第四位!! という結果に!!

他の上位作品を見てみると……。

 

ふむふむ。一位の『シルバーブラスト』。著者の水月さなぎさんはどこかしこで名前を見かける有名な方ですね。シルバーブラストは14巻まで出版されている大長編的な作品。

他にも、『ラストテイル・オンライン』や『セイクリッド・ヴァンパイア』などシリーズものを幾つか手がけてらっしゃる。

しかもシリーズものを執筆しているメリットを活かして、1巻は無料。面白かったら2巻以降は買ってね! という非常に効果的なプロモーションで読者を増やしているのでしょうね。売れる(読者が完読する数が増えると)とついてくる、評価も4と高評価です。

 

第二位の『ひとり暮らしの小学生』は宝島社さんより紙書籍でも発売されたと書いてます。こちらもシリーズもので、1巻は無料。kindleのみならず、ピクシブニコニコ静画などいろんなサイトで読めます。プロモーションに力をいれている。しかもカラーで100ページ超。売れる理由がわかります。評価も3.5とまずます。

 

第三位の『青のベルベット』は、GA文庫(SBクリエイティブ)などでも著書のある作家さんだそうですね。評価はまだないですが、他の作品とかでは評価4.5と安定どころか読者に受け入れられている作品をお持ちで。いわゆる作者買いというのも沢山ありそう。

 

ちなみに伍位の『少女レター』はゆるふわ百合の4コマ、96ページ。需要はありそうです。読者評価は4.5と高評価。今度ポイント溜まったら買おうと思います。

 

他にもプロ作家さんが書いた各方面から評価の高い『コヲロコヲロ』がランクインしてたり。(こちらは文芸ジャンルに居たこともあって、その時は普通にインディーズ、それ以外の総合文芸ランキングで売り上げ上位にもいたことのある作品です)

 

BW(BOOK☆WALKER)さんでは、明らかにインディーズ出版、つまるところのセルパブは始まってます。去年がBWインディーズ発足の年ですが、去年か今年が元年でしょう。もしくは来年か。

 

さて、そんななかで移植の作品が拙著『はじいせ』なのです。

わたしも受賞歴は一応あって、インプレスさんというところから『たねみたっ!』というラノベを出してますが、まあ無名も無名。

読者評価も2.5という(まあ、万人受けしそうな素材を恐ろしいまでに個人的な趣味で書きつづったので当然といえば当然)、コメント下さったり、プッシュしてくださったスタッフさんに申し訳なくおもいつつ、本人的には大好き、良く書けた作品なのですが。

 

売りといえば、99円という定価格。商業に見劣りしない表紙。結構初期から売っていた(のでベストセラーランキングとかで長い間トップ3とかに入ってた)。人気の異世界ジャンル。

2015年9月の発売以降、少ない月でも10冊以上、多い時では50冊ぐらい売れてました。内容は……、まあ奇妙なものが読みたい人にはおすすめです。おおむね異世界コメディなんですけれど。

 

で、ようやく本題なのですが、上半期ベスト4という数字がいかほどの売り上げなのか。1~6月でトータル3桁売れてます。(200は行ってないですけれど)

低評価がついた4月以降はさすがにがくっと売り上げが下がってますが。それでもキンドル版よりかは売れてます。キンドル版のほうが安いのに。

四位で100~200冊。つまりは月間20冊前後。

 

上位作品でおそらく毎月30~50とかそれ以上ぐらい売れてるのではないでしょうか?

印税率は50%ぐらいなので、500円だと50冊×250円=12500円。

多いと思うか少ないと思うかはひとそれぞれでしょう。

 

ですが、今はまだBWインディーズは始まったばかり。これからどんどんユーザーも増え、ライバルのキンドルもいろんなサービスとかセールとか増やしてくるだろうし、BWさんでも様々な企画やフェアが開催されます。今後SNSなどで作品が話題になることも十分に考えられます。(ライトノベルにおける)セルパブ元年はひょっとしたら今年なのかも知れません。

 

BWさんはKADOKAWAさんがやってるだけあって、ラノベ読者がいっぱいいます。

それも異世界大好きな。しかもヘビーユーザーさん(おそらく)。

購入すればポイントがもらえたりします。ポイント溜めれば無料で書籍が入手できます。

コイン(ポイントみたいなもの)50倍キャンペーンとか頻繁にやってくれます。期限付きのコインとかもあって、期限切れ前に端数調整で安めの作品が売れるのは実体験として知ってます。

(事実私の作品はコインアップキャンペーン後、つまりはユーザーさんがコインを手に入れて気軽にお試し感覚でなにか買えるタイミングと、月末、つまりはコインの期限が切れそうなタイミングで売り上げが伸びたりしてます)

 

さらにはコイン獲得率のアップのためにBWインディーズの本を買う必要が出てくるような企画も定期的に開催されます。(その期間中にはうそん! って思うぐらい売れたりします)

 

ラノベ書きさん。出版社の新人賞は狭き門です。例えば受賞して発売される作品は90点以上。

ですが、いいところまで行った作品は80点だったり88点だったりするのかもしれない。十分なクオリティがあり、読者によっては商業作品よりも面白いと思うかもしれない。

受賞を目指しつつ、セルフパブリッシング始めませんか?

 

大作であれば一巻無料、あるいはキャンペーン価格の99円で発売するとか。

今後も沢山の読者さんに選ばれる機会があります。

 

今ならまだまだライバルは少ないですよ。

一攫千金とはいかなくとも新たな刺激を得られることは間違いないです。自作がインディーズカテゴリとはいえ、売上ランキングに載る快感。是非感じて欲しいです。

ぐらんこ。も電子書籍出版のお手伝いもやってますし、他にもいろんなサポートしてくれる方、組織が出来始めてます。

 

ほんとに。異世界もの書いてリリースしたら、売れるんだから。

おそらく、みなさんのほうが『はじいせ』よりも読者受けする作品をお持ちだと思います。

 

新人賞への挑戦、カクヨムやなろうなどの投稿サイトへの投稿。両方やってる人は沢山いると思います。3つめの選択肢としてセルパブ。

それが標準となるような世の中作りに協力してくださったら嬉しいです。

おすすめはやっぱりBWインディーズ。(読者層、ポイント制、運営の力の入れ具合などから)

 

では ノシ

ぐらんこ。新刊発売の巻

おはこんばんちわもといまいどおおきにぐらんこ。です。

 

bookwalker.jp

 

という本が売ってます。昨日登録したら、ちゃんと起きたら販売されてました。

amazonさんとBW(ブックウォーカー)さんで。

Koboさんは忘れてたのでさっき登録しました。(オマケで書いたちょっとエッチな話がひっかからなかったら発売されるでしょう。前科持ちですが。)

 

本作はぐらんこ。が真面目に作家を目指す一番のきっかけになった作品です。

すごく思い入れがあって、いろんな投稿サイトにも投稿しています。いろんな賞に応募して、最終選考に残ったり、1次で落ちたり、2次で落ちたりしました。

自分でいうのもなんですが、なんというか古いんですよね。多分。作品の雰囲気が。ラノベなんて誰でも書けるだろう! ってラノベを軽視というかあんまり研究していない頃に書きましたから。

 

とはいえ、ぐらんこ。にしては珍しく、ちゃんとプロットを立てて、王道かつ破天荒(本人調べ)な第一部。勢いで書いた第二部と、それぞれ違ったノリで楽しめる作品であると自負しております。(本人の談)

 

ずっと発売しなかったのは、それなりの作品なので、どこかの賞にひっかからんかな~と下手な鉄砲かずうちゃ当たる理論で、いろんな賞に応募してたから。大幅な改稿もしたことあるし、ほんとうに最終選考まで行ったので、”プロ”まであと一歩じゃん! っていう自信をつけさせてくれた作品であり、作家への未練タラタラな状態にしてくれた作品なのです。

 

でもでも良く考えるともう時代にマッチしてないんですよね。

世の中は異世界転生ブームだったり、異能系でも独自の設定が求められる世界。

今更魔法使いとその従者なんて、古臭くてどないしょうもない。

 

出版に至った経緯は、某カクヨムさんで投稿するときに表紙絵を付けよう! (結局サイトにその機能はつきませんでしたが)と表紙を発注してしまい、そこで支払った費用を少しでも回収したいなあという打算的部分と、一旦区切りをつけて、新作書いて次のステップへと踏み出そうという決意の表れです。

 

例によって、

・落選作の使いまわし

・小説投稿サイトには掲載したまま

・特に改稿とかしてない(たまたま見つかった誤字脱字や表現の修正が若干)

なので、KDPとか本気でやってる人からしたら なんやねん! ってなるかもしれないですが、それこそ枯れ木も山のにぎわいで、馬子にも衣装で、表紙付けたらなんか作品の質が上がったような勘違いも得られ、数冊でも売れたら……、いや、まかり間違って二桁売れたら……三桁の大台目指してみないか?

みたいな幻想を抱いたり抱かなかったりしています。(あんまり抱いてない)

 

ともあれ、前述のとおり、私が作家もどきをやっているのは、本作がすごい重要なポジションをしめているのは確か。長編2作目にしては良く書けたと今でも思っています。

戴いた感想なども良き評価が多いです。

とまあ、あんまりプロモーションとして有効な情報はありませんが、気が向いたらお手に取っていただけると喜びます。

 

では ノシ

 

 

突極魔法少女と平凡魔力蓄槽 (ららさあ文庫)

突極魔法少女と平凡魔力蓄槽 (ららさあ文庫)

 

 

【忘備録】でんでんコンバーター使用時にBWインディーズでファイルが受け付けられなくて焦った件

先日、新刊を超適当に校正し終えて、でんでんコンバータ―でepubに変換しました。

amazonのKDPで、すんなり受け付けられたので、順調順調……とか思ってたら……

ブックウォーカーさんのほうでは、エラー。

 

f:id:grankoyan2:20160614124926j:plain

こんなメッセージが。

check finished with warnings or errors

 

ERROR:/OEBPS/nav.xhtml(15,71):element "ol" not allowed yet; expected erement "a" or "span"

正しいePubフォーマットではないようです。

 

なんでや! キンドルで通ったやんけ! プレビューもできてるやんけ!

と、自分のことは棚に上げ、とりあえずBWさんのバグなりなんなりを疑いつつ、ツイッターに放り投げました。赤毛の優しい天使がフォローしてくれることを祈りつつ。

 

結果、某電書界隈のアイドルちゃんが、修正方法教えてくれて無事解決しましたが、またやらかしそうなので、上記メッセージでぐぐったらわかるようにと本記事を書いてます。

 

HTMLは多少わかるのですが、英語が苦手で、どないしょうもなかったのですよね。自分では。

 

原因は、見出しの付け方。見出しにはレベルがあって、

# 見出しレベル1 #

## 見出しレベル2 ##

### 見出しレベル3 ###

電書ちゃんのでんでんマークダウン - でんでんマークダウンより引用

みたいに大見出し、中見出し、小見出しと階層構造で付けれるようになってます。(実際はレベル6まであるみたい)

 

元々、

## まえがき ## ←ここでレベル2を使っている

 まえがき本文

# 第一部 戦え! 武藤さん # ←ここでレベル1を使っている

## プロローグ ## ←んで、レベル2

 プロローグ

## そんなわけで従者の見習いをすることになったのだが ##

(中略)

# 第二部 魔界突入編 #

## 魔界突入! ##

となっていたものを、なんとなく

## まえがき ##

 まえがき本文

## 第一部 戦え! 武藤さん ##

## プロローグ ##

 プロローグ

## そんなわけで従者の見習いをすることになったのだが ##

(中略)

## 第二部 魔界突入編 ##

## 魔界突入! ##

一部と二部のタイトルをレベル2にして統一させるという本人にも良くわかっていない場当たり対処で、凌いでみたのですが、正しくは、

# まえがき #

 まえがき本文

# 第一部 戦え! 武藤さん #

## プロローグ ##

 プロローグ

## そんなわけで従者の見習いをすることになったのだが ##

(中略)

# 第二部 魔界突入編 #

## 魔界突入! ##

 

 だったようです。

見出しレベル1の後に見出しレベル2を書かずに見出しレベル3を書いちゃったり、わたしのように、最初の見出しレベル1の前に見出しレベル2があったりするとちゃんとした階層にならない(厳密にはフォーマットとして不正)と、言われてみれば確かにそうでした。

 

まえがきなんてそんなに大層なものじゃないから、レベル2でいいや! って軽く考えてたんですけど、デジタルデータはそんなに甘いものじゃなかったようです。(まあ、それでも環境によってチェック通ったり、読めてしまったりするのですけれど、その辺りは、やっぱり今後のことも考えると正式な構成にしとくほうがよいでしょうね)

 

というわけで、フォローしてくれた電書界の某赤い子、ありがとう!

でんでんコンバータ―とか、BWさんとか疑ってしまってごめんなさい!

 

では ノシ

あと全然関係ないですが、忘備録は本来誤記で備忘録が正しいようです。世の中あいまいなことがおおいですな。そのうち漢字変換でもタイクカンやフインキに対応してきそうで怖い。しめじとかもう対応してそうで怖い。

 

(追記)

プライバシーに配慮しつつ、フォローいただいた画像張っときます。

f:id:grankoyan2:20160618152245j:plain