ぐらんこ。の部屋(るーるるー♪)

執筆活動とたこ虹家族&鯛員&モノノフ活動とその他もろもろ

物語はキャッチボールである論

おはこんばんちわ! もとい! まいど、おおきにぃ! ぐらんこ。です。

 

ちょっと思いついたので、書きます。

 

居酒屋サン的な一人呑み出来るお店によく(週5~週7)行くんですが、そういうお店だとお客さん同士で仲良くなってわいわい盛り上がるんですよね。

 

でも、中にはあんまりお話してても面白くない人が居たりして。悪い人じゃないから別に話をしてても大丈夫なんですけど、盛り上がりに欠けたりなんだったり。

折角お酒飲むんだから楽しく飲みたいし。←自分のことはとりあえず棚にあげてます

 

タイプ的には、

・自慢ばかり

・ネガティブな話

・知らない人の話をする

・同じ話を何度も繰り返すので聞き飽きた

・うんちくや雑学

 ・オチがない

 

などなど。どこかの話が面白くない人の6の特徴みたいなとこから適当に抜粋。

それって、結局会話のキャッチボールが成り立ってないなあと。思った次第でございます。

 

文字数稼ぎのために、コピペしながら補足。

 

・自慢ばかり

 →そもそもその場の空気、相手の求めていることにマッチしていない議題であることが多い

 女子の「すごいですね!」は話半分にしとけという好例ですかね。

 ほんとうに相手に伝わってるのか、付き合って貰ってるのかを判断すべきでしょう。

・ネガティブな話

  →上と一緒。言いたいことがあるのはいいけど、聞いてもらえる時と場所を選ぶべき

・知らない人の話をする

  →結局は一緒だよね。共通の話題があるならそれにこしたことはない。

・同じ話を何度も繰り返すので聞き飽きた

 →酔ってる時ってやっちゃいがち。楽しい話ならありかなぁ。毎回盛り上がるのであれば。

・うんちくや雑学

 →求められているのであれば。そうじゃないと自慢っぽくなっちゃう

 ・オチがない

 →関西人なので、「で、なんやってん!」となってしまう。

 

 

なんの補足にもなってませんが。

で、極論すると、それってキャッチボールできてないよね? って感じで、すごく創作に活かせる話だなあと思いました。

(相手の反応をよく見て次の言葉、議題を選びましょうよってぐらいのニュアンスです)

再度コピペしながら補足。

 

・自慢ばかり

 →俺tuee!! 需要はある。ただし、共感、自己投影できるものに限る。

・ネガティブな話

 →ハッピーエンドを求めてる人や爽快、痛快なストーリーを求めている読者さんに、バッドエンドや鬱展開を押しつけていませんか?

・知らない人の話をする

 →えっ! そんな設定聞いてませんけど? みたいな。伏線とかなかったり。

  よく言われる後付けとか。

  誰も興味ない不人気キャラの過去編とか(そんなの書く人滅多にいないでしょうけど。ちなみに異世界トリップ入門ではそれをネタにしてみてますが。自戒)

・同じ話を何度も繰り返すので聞き飽きた

 →テンプレはいいものですけどそればっかりだと飽きますよね?

  ただし、適度に成長しつつダンジョン巡りなど最近のネット小説では飽きられないという不思議な現象も確認済み。奴隷ハーレムとか戦闘の繰り返しが妙に心地よかったり。

・うんちくや雑学

 →これも俺TUEEと一緒でエッセンスにはなるけど、うんちくだらけだともはやそういう本になっちゃう。(とはいえ、漫画でわかる〇〇入門とかあるからありっちゃあり)

 ・オチがない

→うん。山場やオチ、読後感について考察してみよう

 

 

 ちゃんと、そういうお話ですよ、そういうのが読みたいですよって人向け、そうじゃない人お断りってアナウンスできてるでしょうか?

 

というわけでキャッチボールの話になるのですが。

 

結局、創作って一人でやるものですけど、読者さんとの感情のキャッチボールだと思ったのです。さっきちらっと思いついただけですけど。

 

キャッチボールって奥が深くて、グローブ目がけて投げてりゃいいってわけでもない。

多少球を散らしたり、緩急をつけたり。

肩慣らし以上にいろんなことができる。

 

こっちが主人公が逆境に立たされるシーンを描く。書いている時はそこからすぐに逆転に話は進むんですが、その時に読者はどういう気持ちになるだろう。もっといえば、逆境シーンの時点で読者さんにこういう感情を抱いて欲しいとそこを意識して書くと、その後の展開をどうするか、どういう流れになれば読者さんが次の球で喜んでくれるか? みたいなのがわかってくるような。

 

何か書く→読者の抱く気持ちを想像する→その気持ちを鑑みた上で、最良の続きを書く

 

みたいなサイクルが本来あってしかるべきかなと。

多分意識しないでも出来てることなんだろうとは思うんですけど。

みんな言ってる想定読者を作れっていう創作論の肝ってそういうことなんだろうなって。

なかなか、想定読者=数多くの読者の共通感情 にはなりませんけどね。

 

キャッチボールなんで、投げっぱなしや機械的にど真ん中ばっかり放ってたら相手(読者さん)は飽きるし、キャッチボールに熱中してくれない。

肩慣らしでキャッチボールという遊戯に引き込みつつ、適度に球を散らしてハラハラドキドキさせつつ、ズバっと受けて気持ちよい球で爽快感を与える。

もちろん、こっちは相手の感情を想像して相手からの球を受けて次の球を考える。

みたいな。

キャッチボールでもこっちが取りにくい球をあえて投げてもど真ん中投げ返してくる人にはど真ん中投げてたほうがいいし。

相手がこっちの遊びに付き合って、ワンバンとか山なりとかバリエーション出してくるならそっからはそういうお遊びの時間になるし。

そこでズバっと決めたらおおう!ってなるだろうし。

 

いつもながらやっつけで書いてるので書いた本人が明日には忘れてるでしょうけど、小説に限らず、漫画でも音楽でもキャッチボールだと意識してたらちょっといいものが書けるかな? ってかみんな元々意識しているのかな?

 

以上

 

 で、自慢(俺TUEE)にしろ同じ話ばかり(テンプレ全開)にしろネガティブ(鬱、ホラー)にしろ、うんちくにしろ、創作界隈ではある程度需要があるってのが面白いなあと自分で書いたの読み直してて思いましたとさ。オチのないショートショートとかも結構需要あったりしますしねぇ……