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ぐらんこ。の部屋(るーるるー♪)

執筆活動とたこ虹家族&鯛員&モノノフ活動とその他もろもろ

なんでわざわざ金出して本買うの?

d.hatena.ne.jp

こちらの記事では、Web小説ってわからんわぁ。とかいいつつも、

ライトノベルがマンガの単行本だったとしたら、Web小説は週刊誌。

みたいに一応解決は付けてくれてる。

そこは共感。

週刊少年ジャンプ、マガジンサンデーチャンピオンを毎週読んでた層としてすごく理解できる。

クズみたいな(趣味に合わない)漫画もあるけど、200円程度だったし、最新話とか友達との話題になるし、金のない小学生時代はそれこそ競って回し読みしてた。

 

Web小説って、いわば日刊*1で編集もついていない、一媒体なんですよね。投稿サイト毎に。

あんだけ作品あったら面白くない作品に出会う可能性はそりゃ高いし、けどそこそこ読めるものを探そうと思ったらランキング上位作辿るだけで巡り合える*2

とまあ、週刊誌説でも説明つく。

 

でもまあ、web小説の流行を理解できないのっておじさんおばさんというか最近のあらゆる文化についてけてない人だろうかな。なんて。

 

例えばゲーム。

昔はゲーセンでチャリンチャリンと高価を投入して遊んでた。

ファミコンとか家庭用ゲーム機買って、ソフト買ったり借りたりしてた。

今は。

スマホで無料ゲーが当たり前。課金勢もいれば無課金勢も居る。

 

マンガ。

週刊誌買うのもいい。単行本買うのもいい。

マンガ喫茶でだらだら格安で読めちゃう。

Web漫画だってある。

 

芸能人(ってかアイドルとか若手のバンド)。

昔はテレビで見るかお金出してコンサート行くか。

今も昔も有料のライブもあるけど、無銭イベントも多数ある。

ファンがCDやグッズをアホ程買うイメージ持たれてるかもしれないけど、お金が無いからライブだけ見て握手会とかは参加しない中高生とか沢山いる。

フリーライブで集客できるかどうかがメジャーに行けるかどうかの分かれ道という状況*3

 

 

昔は遊ぶ、時間をつぶすとなったら費用が発生するのが当然だった。

お小遣いに余裕がないこは、友達に借りるなんかして人脈を頼る。

無料のイベントとかもあっただろうけど、情報が流れてこなかった。

 

今は、スマホの通信料さえ払えば、SNSやってアプリで遊んで、いろんなサイトで動画見てと、好きな時に好きなことができる。時と場所を選ばない。

最新情報、流行りはSNSに流れてくる。

 

テレビの視聴率も週刊誌の売り上げも年々低下している。

テレビや安い週刊誌で入り口を作って、そこから集客という時代は破たんしつつある。

 

無料提供で間口を広げて、書籍化だったり、広告料やら課金アイテム、特典券付きのCDなんかで収益を得るシステムが出来上がっている。

面白いかどうかわからない有料コンテンツにわざわざ金を払う意味のほうがわからない。だって無料でお試しできるんだから。

試して楽しかったらお金を使えばいい。楽しそうなコンテンツの情報は向こうから流れてきてくれる。

 

一部の若者たちにとっては「なんでわざわざ金出して本買うの?」の答えは、『この作者さんにはweb小説版で楽しませて貰えたからお礼の意味を含めて』、とか『もう一度読みたい、web版との違いを楽しむためとか』、『webではなかったイラストが付いてくる』『特典の短編が読みたい』そういう理由が帰ってくると思う。

お金の無い中高生あたりだとそもそも買わないという答えが返ってくるのかもしれない。

 

若いこと同じ感覚でスマホのゲーム始めて、web小説読んで、でもお金があるから課金したり書籍化したら購入する中高年層も多くなってると思う。

余談だけど、50代とかのおじさんでも若い子と平気でツイッタなんかやってたりする。

ジェネレーションギャップというよりも個人個人の生き方や趣味との付き合い方によるギャップか。

極論すればオタクと非オタで生活スタイルが変わってるのか。

 

昔は人気はメディアが作っていた。

まずはテレビや雑誌で持ち上げられて、ファンが形勢されていく。

 

それが。

メディアに踊らされているのが馬鹿馬鹿しいと思う人が増えてきた。

ニコ動でもそうだけど、目につく場所にいいもの置いといたらネット上の口コミで拡散していくということがわかってきた。

各企業がそれに目をつけて、ボカロから多角的に展開したり、web小説を書籍化したり、ワンパンマンがアニメ化する世の中になった。

 

一億総クリエーター時代とはならないけれど。

気軽な気持ちで創作も出来るし、公開できて一攫千金のチャンスがある。

となれば無料コンテンツの質も上がってくる。

 

サイクルが回り出した。

無料提供された優れたコンテンツが話題となる。そこに漫画編集者や広告代理店の意思は反映されない。ただ作者とファンが口コミで形成していく『人気コンテンツ』。

人気コンテンツを企業が拾って収益化する。

 

今はweb小説ってライトノベルとイコールみたいなイメージかもしれない。

ただ出版業界も斜陽。

紙の本に頼っていては、ユーザー離れが加速するだろう。

 

本格ミステリだって、文芸とか言われているような作品だってSFだって。

webで公開し、webで読者をつけて、話題を作って書籍化という流れが必要なのかもしれない。じゃないと潰れる。

今は一度読んだ小説の書籍版を買う人は多い。

web小説を読んでない層が書籍化された作品を買うというパターンもある。

webは入り口でしかないのかもしれない。

 

だけど。

近い将来、webで全てが完結する世の中が来ると思う。

投げ銭で応援なり、月額制なり、広告収入を作者で分配とか。

 

そうなったら問われるでしょう。

「なんでわざわざ金出して本買うの?」

 

では ノシ

(まいど! おおきに! ぐらんこ。でした!)

 

 

 

余談ですけど、カクヨムさんがやってるのって、今を見つめた上で、どう転ぶかわからない近い将来への投資なんじゃないかなあって。

人かけて選考して、頑張って編集した書籍より、webで話題になった作品のほうが売れちゃったりすると不安になるでしょうし、じゃあwebの話題作を自分のとこで……ってなるでしょうし。

やっぱり最終的には書籍で収益を上げることになるのか、広告べたべただったり課金制的なサイトになるのかわかんないですけど。

その場を作って保持していくことはすごいアドバンテージになると思います。

 

あいかわらずまとまらない文章ですんません。

 

ぐらんこ。もカクヨムやってます!

某新人賞最終選考進出のライトノベルです。

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kakuyomu.jp

*1:それこそ毎日更新してる層が凄く要る

*2:それは、厳選された週刊誌に近いものがある

*3:特にアイドル