ぐらんこ。の部屋(るーるるー♪)

執筆活動とたこ虹家族&鯛員&モノノフ活動とその他もろもろ

集え! ラノベ書き!! セルパブ(インディーズ出版)への誘い(売り上げなんかを赤裸々に)

まいど! おおきに! いつか逸材と呼ばれたい、しがない浪花のラノベ書きのぐらんこ。です!

 

わたしの中では電子書籍売り上げ一位のBOOK☆WALKERさんで、上半期の売り上げランキングが発表されました。

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な、なんと、わたしの作品、初めての『異世界トリップ』入門

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が……

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第四位!! という結果に!!

他の上位作品を見てみると……。

 

ふむふむ。一位の『シルバーブラスト』。著者の水月さなぎさんはどこかしこで名前を見かける有名な方ですね。シルバーブラストは14巻まで出版されている大長編的な作品。

他にも、『ラストテイル・オンライン』や『セイクリッド・ヴァンパイア』などシリーズものを幾つか手がけてらっしゃる。

しかもシリーズものを執筆しているメリットを活かして、1巻は無料。面白かったら2巻以降は買ってね! という非常に効果的なプロモーションで読者を増やしているのでしょうね。売れる(読者が完読する数が増えると)とついてくる、評価も4と高評価です。

 

第二位の『ひとり暮らしの小学生』は宝島社さんより紙書籍でも発売されたと書いてます。こちらもシリーズもので、1巻は無料。kindleのみならず、ピクシブニコニコ静画などいろんなサイトで読めます。プロモーションに力をいれている。しかもカラーで100ページ超。売れる理由がわかります。評価も3.5とまずます。

 

第三位の『青のベルベット』は、GA文庫(SBクリエイティブ)などでも著書のある作家さんだそうですね。評価はまだないですが、他の作品とかでは評価4.5と安定どころか読者に受け入れられている作品をお持ちで。いわゆる作者買いというのも沢山ありそう。

 

ちなみに伍位の『少女レター』はゆるふわ百合の4コマ、96ページ。需要はありそうです。読者評価は4.5と高評価。今度ポイント溜まったら買おうと思います。

 

他にもプロ作家さんが書いた各方面から評価の高い『コヲロコヲロ』がランクインしてたり。(こちらは文芸ジャンルに居たこともあって、その時は普通にインディーズ、それ以外の総合文芸ランキングで売り上げ上位にもいたことのある作品です)

 

BW(BOOK☆WALKER)さんでは、明らかにインディーズ出版、つまるところのセルパブは始まってます。去年がBWインディーズ発足の年ですが、去年か今年が元年でしょう。もしくは来年か。

 

さて、そんななかで移植の作品が拙著『はじいせ』なのです。

わたしも受賞歴は一応あって、インプレスさんというところから『たねみたっ!』というラノベを出してますが、まあ無名も無名。

読者評価も2.5という(まあ、万人受けしそうな素材を恐ろしいまでに個人的な趣味で書きつづったので当然といえば当然)、コメント下さったり、プッシュしてくださったスタッフさんに申し訳なくおもいつつ、本人的には大好き、良く書けた作品なのですが。

 

売りといえば、99円という定価格。商業に見劣りしない表紙。結構初期から売っていた(のでベストセラーランキングとかで長い間トップ3とかに入ってた)。人気の異世界ジャンル。

2015年9月の発売以降、少ない月でも10冊以上、多い時では50冊ぐらい売れてました。内容は……、まあ奇妙なものが読みたい人にはおすすめです。おおむね異世界コメディなんですけれど。

 

で、ようやく本題なのですが、上半期ベスト4という数字がいかほどの売り上げなのか。1~6月でトータル3桁売れてます。(200は行ってないですけれど)

低評価がついた4月以降はさすがにがくっと売り上げが下がってますが。それでもキンドル版よりかは売れてます。キンドル版のほうが安いのに。

四位で100~200冊。つまりは月間20冊前後。

 

上位作品でおそらく毎月30~50とかそれ以上ぐらい売れてるのではないでしょうか?

印税率は50%ぐらいなので、500円だと50冊×250円=12500円。

多いと思うか少ないと思うかはひとそれぞれでしょう。

 

ですが、今はまだBWインディーズは始まったばかり。これからどんどんユーザーも増え、ライバルのキンドルもいろんなサービスとかセールとか増やしてくるだろうし、BWさんでも様々な企画やフェアが開催されます。今後SNSなどで作品が話題になることも十分に考えられます。(ライトノベルにおける)セルパブ元年はひょっとしたら今年なのかも知れません。

 

BWさんはKADOKAWAさんがやってるだけあって、ラノベ読者がいっぱいいます。

それも異世界大好きな。しかもヘビーユーザーさん(おそらく)。

購入すればポイントがもらえたりします。ポイント溜めれば無料で書籍が入手できます。

コイン(ポイントみたいなもの)50倍キャンペーンとか頻繁にやってくれます。期限付きのコインとかもあって、期限切れ前に端数調整で安めの作品が売れるのは実体験として知ってます。

(事実私の作品はコインアップキャンペーン後、つまりはユーザーさんがコインを手に入れて気軽にお試し感覚でなにか買えるタイミングと、月末、つまりはコインの期限が切れそうなタイミングで売り上げが伸びたりしてます)

 

さらにはコイン獲得率のアップのためにBWインディーズの本を買う必要が出てくるような企画も定期的に開催されます。(その期間中にはうそん! って思うぐらい売れたりします)

 

ラノベ書きさん。出版社の新人賞は狭き門です。例えば受賞して発売される作品は90点以上。

ですが、いいところまで行った作品は80点だったり88点だったりするのかもしれない。十分なクオリティがあり、読者によっては商業作品よりも面白いと思うかもしれない。

受賞を目指しつつ、セルフパブリッシング始めませんか?

 

大作であれば一巻無料、あるいはキャンペーン価格の99円で発売するとか。

今後も沢山の読者さんに選ばれる機会があります。

 

今ならまだまだライバルは少ないですよ。

一攫千金とはいかなくとも新たな刺激を得られることは間違いないです。自作がインディーズカテゴリとはいえ、売上ランキングに載る快感。是非感じて欲しいです。

ぐらんこ。も電子書籍出版のお手伝いもやってますし、他にもいろんなサポートしてくれる方、組織が出来始めてます。

 

ほんとに。異世界もの書いてリリースしたら、売れるんだから。

おそらく、みなさんのほうが『はじいせ』よりも読者受けする作品をお持ちだと思います。

 

新人賞への挑戦、カクヨムやなろうなどの投稿サイトへの投稿。両方やってる人は沢山いると思います。3つめの選択肢としてセルパブ。

それが標準となるような世の中作りに協力してくださったら嬉しいです。

おすすめはやっぱりBWインディーズ。(読者層、ポイント制、運営の力の入れ具合などから)

 

では ノシ