スターダスト系以外のアイドルに触れることってあんまりないし、そもそもブログとかちゃんと更新してないし、先日も新刊(電子書籍)を発売したのだけれど、宣伝もしてないし。
だけど、伝説の幕開けまで1週間というこのタイミングで、筆をとる(キーボーを叩く)ことにした。
あ、申し遅れました、ぐらんこ。と申します。アイドルオタクやってます。スタダ系のDDです。ももクロから始まり、現在はたこ虹、ばっしょ―を軸とする弱オタです。
最近は遠征は控えがちです。
というどうでもいい情報はさておき。
あの、生ハムと焼うどんが、ワンマンライブするじゃないですかー!!
生ハムと焼うどんってなんやねん!? って人はウィキペディア(あるのか?)見たりツイッター見たり、してください。
わたしもそんなに詳しいわけじゃない。深夜の音楽番組で、ベッド・インとかといっしょに紹介されているのを見ただけです。
でも、なんとなく名前は元から聞いてました。影響力はあるみたい。
にわか知識を並べると、
なんでも、メンバー二人の好きな食べ物からつけたユニット名
一応アイドル?
ファンを食いしん坊と呼び、特典会とかに行くとニックネーム(食いしん坊ネーム)を付けてもらえる
ライブが超楽しい
ライブが破天荒?
ぐらいが番組見るまでの知識で、その後番組見て、
歌よりも寸劇(コント)が長い
真剣にコントを考えている
ファンをステージに上げたり、客席に降りたりとまあ熱いことをやっている
たまごかけごはんという曲を歌っているらしい
そもそもにして事務所に所属せず、セルフプロデュースでやってる
女子高生の時に結成されたユニット、文化祭でエビ中を踊ってた
ツイッターとかで、
東京ドームシティホールでライブをやるらしい
(東京ドームシティホールはキャパ3000人くらいのでっかいホール。たこ虹で行ったことある)
初めに500人集める企画をやって成功
その後1000人集めるライブも成功
ついに3000人を目標( 2016/10/21 TDCH)
ファンとともに街を練り歩いて宣伝。
毎日10時21分にタグを付けてファンとともに宣伝ツイート。#生うどんワンマン1021
ファンがティッシュ作って配ったりと、参加型のアイドル
みたいな。
まあ、地下アイドルからのシンデレラストーリーにのっかろうとしてるユニット? さんなのです。
AKBでも、始めは客が数人だった……とか、ももクロも路上からスタートした……とか、シンデレラストーリーって他にも沢山あると思うんですけれど。
生うどん(生ハムと焼うどんの略称)のすごいところは、全て自分達の力で進んでるってところ。
オタクを巻き込むのが上手い(ライブにしろ、宣伝にしろ)
型破り(寸劇に力を入れてるとか、ライブ動画とかみたらわかると思います)
インディーズバンドとか、勢いである程度までいっちゃうとこってあったのかも知れないですけれど、アイドルでそれができることが証明されつつあるってのがすごいなーと思ったところです。(現時点で2100枚ぐらいチケット売れてる)
あと、アイドルには決まった枠なんてないってところを周知してくれてる。
SMAPがコントやったりTOKIOが農業やったり、それは番組があるからで、寸劇というかライブでも1コーナーとかでいろんな企画やるアイドルは多くなってきたけど(最近ではとき宣のなんかゲームコーナーみたいなのとか)、結局アイドルの面白みって、歌があってダンスがあって、でもトークも楽しめて、可愛くて、可愛いから何やっても面白いっていうのが、徐々に広がるきっかけになったらなあと。
アイドルが多様化して、でもそれはコンセプトとか楽曲の方向性とか衣装とかキャラクターとかそっちでしか攻められなかったのが、さらに枠を広げていくのだろう。と。
そりゃあ、歌を聞きにライブに、歌で盛り上がってダンス見て踊ってっていうのがライブの醍醐味っちゃあ醍醐味だけれど。
オタクは自己紹介タイムとかの決まりきった約束事で退屈しないし、デビューしたてでダメダメなトークとかでもしっかり聞いて笑って頷いてって、キャパ広いと思うし。(こないだスターダストの大阪営業所のイベント行っても思った。オタク優しい。ちなみにその時もスタートはコント風漫才だった。大阪だけに)
メンバーに髭の生えた外国人のおっさん入れてみたり、メタルと融合したり、古くは学校、学生をモチーフにしたり、和をコンセプトにしたり、アクロバットに特化したり、ハンバーガーを普及させたり、ウォンバットの嫁さがしが目的だったり、オタクの集団だったりと、ほんとに多様化したアイドル界なんだろうけど、歌って踊るという呪縛? に囚われている。いや、そこが本質なのかもしれないけれど。
だけれど、これからのアイドルにはもう一枠、何かが必要なのだろう。
ベッド・インのトークとかもそれだけで十分なクオリティのパフォーマンスだし、テレビの企画とかじゃなしに、アイドルが集まって大喜利大会を開くぐらいの何でもアリ感をこれから作って行くべきだし、作られていくのだろうと思う。
幸いなことに、いろんなアイデアはテレビでいろいろやってきた。
あくまでテレビで放送するために。女性芸能人の運動会とか、体力測定とかロンドンハーツの企画とか近いものがあると思う。
昔ももクロの百田さんが釣瓶さんと脚本の無い舞台やったり、ももクロもトークショーで客を集めたりと、上もライブ以外でアイドルを輝かせようと、ファンを楽しませようといろいろ練ってる。
種はまかれた。そして芽が出て花が咲こうとしている。
今からでも遅くない。
この時流に乗って、アイドルの多様化を。
世界に笑顔を。
そう遠くない未来にAKBやらももクロやらの位置に居るアイドルは、生うどんなのかも知れないし、生うどんに影響を受けて、早めに勇気を持って枠を広げたまだ少数にしか知られていないユニットなのかもしれない。
そういう時代の扉を開けるのは、来週の10月21日、東京ドームシティホールでの生うどんのステージである可能性は全くないわけではないと思ってる。(さすがに遠征までしていこうとは思わないけれど)
チケットぴあ
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