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手描きの漫画にはデジタルにはない温かみや迫力を感じるか?

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togetter.com

 

 おはこんばんちは、只野です。

 最近は文字を書く(打ち込んでるので打鍵ですが)ことがおっくうになり始めてるのでリハビリのためにエッセイちっくなブログ書いております。3日坊主は必至ですが。

 

 手描きの漫画にはデジタルにはない温かみや迫力を感じるか?

 

 答えはYesでありNoだと思います。

 

 なんか意見を見てるとNoだという人がほとんどっぽいのでYes側の意見をつらつらと書きます。

 

 そもそも温かみってなんでしょう?

 料理で言うとおふくろの味とかじゃないでしょうか?

 プロの料理人に比べて、

・出汁がちゃんとした方法で取れていない手抜きに関する雑味

・盛りつけの洗練されてなさ(これは味じゃないけどまあ見た目でも味わうらしいので

・毎回味にばらつきが出る、多い

・既製品(化学調味料、大量販売されている調味料)を使った味の画一化

こんなとこでしょうかね。3分ぐらい考えたらもっと出て来るとは思います。

 

 さて、わたしは小説を書いたりするんですが、文章も手書きのほうが温かみや迫力が出ると思います。

 その理由ですが、

・デジタルと手書きじゃあ校正回数が違う

 そりゃ手書きでも真面目に校正する人多いでしょうけれど、手間がかかるからどこかでこれでいいやーってなる

 ⇒雑味の獲得

・出力に至るペース、脳内で作り上げる文章が違うこともある

 これも人それぞれでしょうけれど、ふたつの理由で出力が変わってきます。

 1)執筆速度の違い

  どうしても、キーボード叩くのと実際に書くのでは出力速度に差がでます。

  その些細な違いによって打鍵してたら出来上がった文章と、手書き(画数の多い漢字を書いている間とか)でちょっとしたタイムラグがあった瞬間に何か思いついてしまた文章とでは結果がことなるわけです。

  イラストだって同じことはあると思います。ペンを切り替えるか、ペンを持ちかえるか。どちらかというとやはりデジタル作業のほうが機械的でしょう。

 2)執筆に掛ける熱意の違い

  個人的に手書きで書くのは面倒なので、ある程度固まってから書きたい人も居ると思います。

  デジタルだったら気軽に書いて気軽に消せるので、なんとなく熱量は下がってしまうような。紙もインクも勿体なくないですし。

 ⇒一筆入魂! みたいな精神になりにくい?

 

 他にもあるでしょうけれど、面倒なのでこのへんでやめます。

 

 温かみ、迫力って、結局のところ

 

雑さ、荒々しさ 

と紙一重なんじゃないでしょうか。

だとしたら、一般的にはデジタルよりもアナログ環境からのほうが得られやすいかなーと思うのですよ。もちろん、デジタル環境でも自分に厳しい人は丁寧に

・心を込めて一文一文綴っている

ということをやってると思いますし、アナログ環境でも

・納得が行くまで書きなおす

人もいるでしょう。

が、どっちが多いのか? ってことですかね。

 

絵は描けないのでまったくの推測ですが、デジタル絵描きさんには、

・なんども描きなおしてクオリティが上がってしまって雑味が消える

・修正する前提なので、ひと筆に掛ける思いが弱い

ってこともあるんじゃないかなーって思います。

 

でわ ノシ