ぐらんこ。の部屋(るーるるー♪)

執筆活動とたこ虹家族&鯛員&モノノフ活動とその他もろもろ

オタク各位

毎年毎年入れ替わりの激しいアイドル業界ですが(オタクも含めて)、去年、そして特に今年メジャーグループやメンバーの解散、卒業の知らせが多くなっています。
そこまで売れて無くてもずっと続けてきたアイコン的なグループだったりメンバーさんだったり。心を痛めている方も多いと思いますし、私自身、(心底推してた)推しの卒業こそ経験していないものの様々な悲しいお知らせを聞いてきました。

本来、アイドルってそういうものなのかも知れません。期間が限られている中で、精一杯頑張るからこその輝き、そういうのが好きな人も多いでしょうし、私も好きです。
ですが、やっぱり心のどこかで甘えというか、長く続けるビジョンを持って成功しているグループを引き合いにだして、他のグループもそうなってくれるはず、という思い込みでポジティブに考えていたという部分は否めないです。

じゃあ、悲観的になれ、危機感を持て、ってのも違うと思います。
特にインディーズのまだまだこれからっていうグループに対して解散なンて考えないでいいようにもっと無理して現場行って物販積んでっていうのもちょっと違うのかなとも。
もちろん、売れてるグループにしか興味ない人もいるでしょうし、限られたリソースの中で遠征したり、物販したり、それぞれが出来ることをやっているのはもちろんだとも思います。推し方はほんとうに人それぞれだと思うので。

自分に出来る事、すべきことってなんだろう? とか考えた時に、そもそもそんなことを考える必要もないんじゃないか? ありのままを受け入れる、ただし自分の行動、選択に責任を持つ、ぐらいかなーって。

ひょっとしたら、アイドル戦国時代っていうのはもう終わってるんでしょうね。
戦国時代であれば天下統一のためにNo.1になる、それを目指す、ってのが当たり前で。
それぞれ新規ファンを獲得出来ていた時代では敵は他ジャンルだったのが、いつしかアイドルグループが飽和して、オタクの数は限られ、オタクのトリあいみたいな状況に近いことにもなっていたかもしれません。
とはいえ、みんなに幸せを届けてくれるアイドルという存在にとっては、(運営がどう考えたかはともかく)よそから奪ってくるみたいな考えはほとんどなかったと思います。
ただ、好きなものを好きといえる世の中で、少しのきっかけで好きになってもらえるように、そんな想いで、時に派手にパフォーマンスしたり、ちょっと誤解を招くような言い方だったりしたかもしれませんが。
見る人を幸せにしたい、だから見て欲しい。ってのが本心の大部分じゃないかなとも。

様々なアイドルさん達の頑張りがあって、後に続くアイドルが増え、オタクも増えました。
学校とか職場とか、何人かアイドルオタクが居るっていう世の中になってきました。
多分ここから。
まだまだ世間に浸透したとは言えないアイドル文化ですが、徐々に徐々に広がっています。それと共に、アイドルオタクに対しての偏見、嫌悪感も減っているように思います。
それって、漫画やアニメ、TVショーが辿ってきた道なんですよね。
まだそこまでは遠いですが、文化として根ざしてきているんぢゃないかと。

そこで現オタク、未来のオタクにお願いです。
人生を楽しみましょう。ただそれだけ。幸せでいてください。
それが何より、みんなが願っていることですから。
その楽しさ、幸せさの理由のひとつがアイドルであれば、こんなに嬉しいことはないんじゃないでしょうか。