ぐらんこ。の部屋(るーるるー♪)

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ももクロ好きがラブライブ!見てよかったこと

世間では、2.5次元ゆにっとμ'sのライブで盛り上がってますが、こっちは3日かけて、アニメの1期と二期を見ただけのにわかです。

その後、コミックス版の購入も即決しましたが、3巻までしか出ていないという絶望を味わいました。

 

あと、『たこ虹』好きがって書いても伝わらないので書かなかったですが、今の私はももいろクローバーZよりもたこやきレインボーのほうに力を注いでたりします。

 

さて、順を追わずに思った事書きます。

ももクロラブライブとの差異に主眼を置いてます。

 

プライベートが描かれる

ももクロなんかのアイドルの裏側って、ももクロchanとかで見れるんですけど、それって完全なプライベートじゃないんですよね。当然ですが。

ちなみに、今はももクロchanより、チームしゃちほこのマジでガチなんですけどーとかつたたこレインボーロードのほうが楽しいですが。

話を元に戻すと、大好きなメンバーのライブやテレビ出演以外の部分ってなかなか見れないんですよね。それを補うのが、ももクロchanとかなわけですが、どうしてもアイドルとしての一面しか描かれないんです。

レッスン風景とか休憩中とか。それもカメラを意識しているのは丸わかりですし。仕方の無いことです。それでもあれだけ自然に振る舞っているので楽しいのですが。

 

ラブライブでは、一歩進んで普段の高校生活や家庭の事情なんかがちょいちょいえがかれるんですよ。もちろんカメラは意識していません。あたりまえです。二次元のキャラですから。

でもそれがアイドル好きには新鮮です。

 

目標が一貫している

ももクロだって紅白だったり国立だったりと、目標はあります。たこ虹だったら甲子園ライブとか。

でも、現実のアイドルである以上、その途中途中で目標って切り替わるんですよね。

紅白出場を果たしてしまったら、ももクロに何が残るのか?

ももクロはそこで終わりじゃないです。でも、人によってはだらだらと続けているように思えてしまうかもしれない。

ももクロが元々『ノーベル平和賞』(←ちょくちょく目指せっていう頭のおかしい人が存在する。わたしもその一人ですけど)とか目指してたら話は違うと思うんですけど。

紅白出たり、国立でライブやったり。夢を叶えてもそこで終われないで次の目標を見つけないといけないのが現実のアイドル。

 

でも、μ's(ラブライブ! でのほのかが属するアイドルユニット)では、ラブライブ!(スクールアイドルの甲子園みたいなイベント)を目指す! それで優勝するってところで綺麗に終われます。いや、後述しますが、元々そこで終わるために作られた物語であったりします。

潔さと永遠性を備えたコンテンツなのです。

 

メンバー同士の絆の深まりを堪能できる

アイドルグループってAKBなんかは総選挙だなんだ、センター争いだってちょっとぎすぎすともとれないメンバー間の争いがあります。

ももクロなんかだと一致団結! って感じですが。

それでも、少人数のグループであれば、結成してからが活動であり、そこに至るまでの経緯とか、メンバー同士の絆の深まりとかって、なんとなくわかるけど、深ーいところまでは知ることはできないんですよね。

そもそも、メンバー同士の出会いって事務所が決めたことだったりしますし。

モー娘。の初期は合宿とかやってましたけど。所詮元々他人なんです。

 

ラブライブ! の場合は、それも含めての物語です。

ご都合主義ですが、みんな一応アイドルに憧れ、でも葛藤を抱え、それを乗り越えて参加して、でもやっぱり迷って……と掘り下げた心理が幼少時代のエピソードと共に描かれます。仲が良くなった、絆が深まったっていうのがわかりやすい。

加入前からメンバー同士の接点がいろいろあります。

 

QUICKJAPANとかの特集号を読んだらももクロでもある程度知れるんですけど、やっぱり物足りない。

 

永遠の9人体制で、完全なるアイドル

アイドルって発足当時はごちゃごちゃしてて、メンバーが入ったり出たり。

ある程度固まってもまたなんか脱退とか、それはそれでドラマを生むんですが、商業的な商品であることを考えると、一人の脱退とかでなかなか解散できないっていう、大人の事情からくるジレンマを背負わされています。

特に、アイドルは寿命が短いので、ドラマやバラエティーなんかにも出なきゃいけない。スキルをいろいろ身に付けなければならない。

アイドルで居続けるのって無理なんですよ。ベビメタなんかはライブだけでやっていけるかもしれないコンセプトですが。

 

ラブライブは、完全なるスクールアイドルです。ライブ以外の雑多な活動はしません。生徒会活動とかはやりますけど、それはプライベートな話。

さらには、9人で、あのメンバーで完成形であり、それ以降のことは考えなくていい。潔さがあります。

メンバーみんな、スクールアイドルとして頂点に立つことしか考えていない。

将来的に女優やりたいとかバラエティー出たいとかそういう横道がないのがクールです。これはなかなか現実のアイドルにはできないことです。まあ、ももクロなんかは演技やバラエティーとかどんどん進出していくっていうのも追いかけている醍醐味だったりしますが。

 

μ’sは純粋で永遠の高校生アイドルです。

 

挫折を描写できる

確かにAKBにしろ、ももクロにしろ下積み時代ってのは厳しかったっていう歴史はありますよね。

でもある程度のところから、大失敗、大失態という大きな挫折って許されないと思うんです。

まあ、ラブライブ! でも、2期は比較的順調でしたけど。

一期は挫折の連続で、それを糧にして成長していくってところまでがストーリーの一部。

ご都合主義だし、何度でもやりなおしが聞くから大きな挫折ってできるんですよね。

現実のアイドルだとそんなことをしたら消えて行ってしまう。だから一歩ずつ階段を上っていくような歴史になってしまってマンネリ感がぬぐえないのでしょう。

 

大人がほとんど介入しない

ももクロだったら初期には前山田さんがいて、マネージャーがいて、ゆみ先生が居て……と、周辺の大人たちの奮闘も大きな魅力なんですが。

 

μ’sは自給自足。曲も衣装も振りつけも、全部自分達でやる。青春です。

アイドル研究部だけど顧問の先生すら描写されない。

似てるのってやっぱり高校野球とかの漫画なんでしょうけど、あれも監督の存在って大きかったり、さすがに監督や顧問無しでは活動できないです。

そこをすっぱり切り落としたのが、ラブライブ! すごい割り切りです。

 

やっぱり潔い

ラブライブで描かれるのはスクールアイドル。高校生にしかできないことです。

やっぱり甲子園漫画とかと被るんですが、そこにもプロへの道が見えていたりしたりしますよね。

ラブライブ! では、プロのアイドルという将来があまり言及されません。

今だけを生きる! っていうのが、潔いのです。ファンタジーです。

 

 

 

 

つらつらと書きましたが、全部その場の思いつきです。

 

ももクロなんかの歴史を少しは知るものとしては、μ’sと意外と共通点も多く、やっぱり違う面も多く。

それってどっちが優れているとかじゃなくって、物足りないところを補完し合ってくれてたりするんですよね。

それはご都合主義すぎるだろ! って感じたら現実のアイドルに目を向ければいいし、やっぱりお金に縛られちゃうのね……って思ったらラブライブ! 見ればいいし。

 

なんで、ラブライブ!は単品で見ても相当面白い作品だったのですが、ももクロとかのアイドル知ってからだと余計に楽しめたと思うんですよ。

逆のパターンもあると思います。

ラブライブ!から、現実のアイドルを追いかけはじめるってのもありだし。

んで、こじらせて声優のユニットであるμ’sのライブに結局いつか行くことになりそうだったり。

 

全部根っこは同じなんでしょうねえ。

 

という、まとめにもなっていないまとめ。

 

 

追記

パンツを気にしないでよい

アイドルだったら、スカートの下……。

スパッツとか、ふりふりで誤魔化してたりと、見えても大丈夫なものが見えてしまったりと気に掛けることが多いっす。

 

アニメだから、その辺はファンタジー!!