ぐらんこ。の部屋(るーるるー♪)

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キンドルだけがセルフパブリッシングじゃない! ラノベを他の書店で売ってみて思ったこと(電子書籍個人出版のあれこれ)

おはこんばんちは、もとい

まいど! おおきに! ぐらんこ。です。

 

作家やってまして、主にラノベ書いてます。

ここ数日でですが、今さら気づいたことがあるので少々。

 

元々小説家になろうに投稿して、小説家になろうと連携している小説賞に応募して受賞を目指すという活動を主体にやってます。

 

どんどん落選する落選の日々ではあるのですが、いっぱしにも作品数は溜まっていくのですよ。

一次選考落ちした作品とか、自分でもどう考えても商業出版されないような作品も続々と溜まっていくのですよ。

それを、製本して文学フリマやテキストレボリューションみたいなイベントで売ったり、電子書籍化して売ったりと、儲けにならない商売? セルフブランディング? 自己満足もやったりしてます。

 

それ(商業レベルに達していない作品をお金とって売ること)ってどうなの? って思うことはなくはないですが、小説家になろうではそこそこ読者さんがついたりして、人によっては面白いと思ってくださるので、廉価で提供するぐらいいいよね? 99円払ってもらって、あるいは製本した本に数百円払ってもらって、くそ! おもんないやんけ! って、罵られるのもまた一興かなと。

自分では書いたやつは大体そこそこ面白いと思ってますから、合う人には合うとおもってますし。

 

ちなみにですが、製本は、

www.seichoku.com

で。

ここは、一冊から受け入れてくれて、表紙作成するページ(システム)があるので画像を準備できたら、10分で作成できます。

ワードで書いて、PDFに変換して本文を登録する感じです。

200ページで5~600円+送料なので、大体一冊7~800円ぐらいになります。

そんな値段で売るのは申し訳ないので、売れば売るほど赤字です。(同人イベントは参加費や交通費だけでも結構かかりますしね)そもそもそんなに売れないので、赤字は膨らみませんが、まあ、お祭り気分で参加したりしなかったりしています。

 

電子書籍は、epubに変換が必要なとこが多くて

conv.denshochan.com

というのを使ってます。

こちらも、テキストファイルからの一発変換でEpubができちゃうので便利です。

面倒なのは、タイトルとかフリガナとか縦中横とかの書式設定を独自のタグで埋めていかなければならないって点ですが、半日頑張ったらなんとかなる。推敲ついでにやれるので、まあそんなに手間とは感じない。

 

表紙は今のところ、

www.skillots.com

こちらで、見積もり募集という形でイラストレーターさんに応募してもらってその中から決めるという感じでやってます。

表紙一枚、5000~15000ぐらいな感覚です。値段は人によって全然違いますけど、私から見ればプロとそん色ないレベルの人達が沢山いるので、重宝してます。

(以前、pixivとかで募集かけたりしたんですが、あんまり反響なかったし)

 

まあ、どちらにせよ、赤字なわけです。

紙製本はいわずもがな。電子書籍だって登録は無料でも、表紙を自分で描ける人じゃないと、それがペイできませんから。

 

一冊売れて、著者に入ってくる金額って35~50円くらいですから。(99円で売った場合)

高くしたら売れませんから。業界最安値だからこそ手に取ってもらえるかもってギリギリのレベルですから。(大作を書けたら一巻は無料で続巻は200円とかでもいいとおもいますが、基本一冊完結でやってます)

仮に表紙が1万円で、印税が一冊50円だったら、200冊売れなきゃ赤字ですし(わたしの人件費は無視で)、素人が書いた怪しいライトノベルが200冊も売れるわけないですから。いや、売ろうと頑張ってるんですけど。なんとなく売れるかも? と思わないでもない状況になりそうな気配も漂って来てはいるんですが。

 

で、本題です。そのまえに、上のリンクはアフィリエイトでもなんでもないですし、各サイトの回し者でもなんでもないんで、気軽に踏んで大丈夫です。

似たようなサイト、サービス、業者は他にも沢山あると思いますし、たまたまわたしが不満もないので継続利用しているだけで、もし、他にもっといいとこあれば教えて欲しいぐらいです。

 

で、ようやく本題です。

 

そもそも昔は、電子書籍の販売サイトってかなり細々としたところ(「のべぷろ?」とか)しかなくて探すのにも苦労するぐらいで、ある時、Kindleがどっと伸びたわけです。詳細な歴史は知りませんが、私の中ではそんな感じです。

 

だから、おのずとキンドル、いわゆるKDP、キンドルダイレクトパブリッシングに参入したわけです。

ユーザー数も多かろうと。そういうセルフパブリッシング作家さんは沢山いると思うんです。キンドってる人。キンドってばっかりの人。

で、最近になって楽天Koboとかブックウォーカーとかも個人出版を受け付けてくれるようになりまして。(昔からあったのかもしれないですが、気づいたのは最近です)

 

結論なんですが、ブックウォーカー様は結構売れました。みんなキンドル以外のサイトだと2~3倍売れる作品あるよ! なんて言ってて眉唾でしたが、どうやらラノベはBWと相性いいみたいで。

表紙とタイトルにこだわればまあまあそれこそ2~3倍売れますね。ひょっとしたら継続して売れ続けるかもしれない。

(わたしの本が魅力ないだけかもしれないのですが、キンドルは初日に売れてあとはぱったり……とかよくあります。ランキングに入らないとダメダメですね)

 

ちなみにですが、Koboの方はさっぱり売れてません。

ちなみのちなみですが、Koboの方は結構審査が厳しいみたいで、amazonのキンドルとかBWで審査通った作品がはねられたりしました。

 

というわけで結論なのですが、ラノベ作家さんは是非ともBWを試してみるべきだと思うという、みんなが言ってる話を復唱しただけの内容になります。

 

よろしければ、あたしの本も、買ってみてください。

 

初めての『異世界トリップ』入門 (ららさあ文庫)

初めての『異世界トリップ』入門 (ららさあ文庫)

 

 そのブックウォーカー版は

bookwalker.jp

になります。

 

もっと詳しく知りたいという人は、

firstripguide.tumblr.com

(でんでんランディングページ)に適当な紹介がありますのでこれ見て判断してください。98%の人が購入を断念すると思いますけど。