完全なる推測ですが、まとめると、
・ノウハウが出回ってしまっている
・資金力のある人は作業を全部丸投げしてる
・分業制(兼任しているところも多いでしょう)
・記事の発注したりチェックする人
・記事を登録したりする人
・記事のテーマを考える人
・各記事の構成を考える人(サブタイトルを3~5つ用意する)
・記事を書く人
1記事2000文字として2000円ぐらいで2万PVを目指す世界なのだと思います。検索上位にさえ食い込めば期間は問いませんので、儲けることは十分可能だと思います。うまく行かず退場する人も多いと思いますが。逆に言えば、既に収益化が成功しているところは、自転車操業ながらもそこそこの資金力があるので、それなりに安定し、その牙城を崩すサイトが出てこない限り安泰です。崩されたら怖いので量産するというサイクル。
検索下位で埋もれているいかブロは想像以上の量だと思います。サーバー代勿体ないので閉じるサイトも多いでしょうけど。
以下は読む必要ありません。
わたしがブログライターとやらを始めたのは2012年でした。
あんまり覚えてません。
まだgoogleアドセンスの審査も通り易く、個人でアフィリエイターを目指している人も多かったかもしれません。
そこのサイトが特殊だったのかも知れませんが、その当時は
・400文字くらいのテーマにそった記事
・テーマ不要の日記 600文字を20記事単位で受注
・特定キーワードを入れた日記的な文章
が、多かったと思います。
いかブログのノウハウはまだ出回ってなかったのかも知れません。
完全に推測ですし記憶もあいまいですが、
SEO対策としてのリンク元の記事としての発注が多かったように思います。あとは自分のブログにリンクを張る依頼等。
既に発注側のアフィリエイターと受注型に分断されてます。
SEOさえしてればなんとかなる時代があり、検索エンジンのアップデートでなんとかならなくなっても解決策を見いだせず、SEO屋さんが騙し騙し儲けてた時代とか経由して、
大量生産の時代が到来してしまいました。と思います。
推測でしかありませんが、セミナーや情報商材などでノウハウがばら撒かれて買ってしまった人、無料セミナーだけ聞いて分かった気になった人などが儲かると信じてリスクもないものだから参入したんでしょう。知らんけど。
最先端の情報は知りませんが、数年前であればいかブロは完全なる分業制を目指していたように思えます。
ピラミッド形式です。
サイトの所持者で広告収入を得られる人
↑の手足となって発注とかする人、記事を更新する人
記事のテーマからサブタイトルを決める係
サブタイトルに従って記事を書く人
上位層としてはやることは少ないですが、量が多いです。またかなり自転車操業だと思います。
成功者は如何に安定して記事を書いて貰うかを重視し単価が高めになります。その手下となれればまあそこそこ暮らしていける額を稼げると思います。時給800円とか十分あり得る話ですので。
これから参入しよう、またまだ目が出ていないが成功を目指している人も多いです。
クラウドソーシングサイトにぽんと発注アカウントが生れ、数千円払って記事を書かせ、諦めて退場していく。こういうタイプの発注者は単価が安かったり、分業がシステマチックでなかったりします。それでも、それこそ1文字0.1円、時給100円とかでも主婦が片手間に受注するので記事は生まれます。まあこういうサイトは検索上位に上がってきてないだろうですのでそこはまあ救いです。
みなさんが良く遭遇するいかブロはおそらく成功者のサイトだと思います。
圧倒的な記事量で表示回数を増やし、薄利を積み上げる形式です。
それなりに儲かるとは思いますので倫理的にどうか、や邪魔という個人的な嫌悪感、リソースの無駄遣いという点を除いてはまっとうな商売と思います。私は嫌で辞めましたが。
こういうサイトはスマホでの誤タップに支えられてたりもしますので、その辺に劇的な変革があれば絶滅しかけない、儚いサイトです。検索エンジンさん、はやくアップデートしてください。
さて、なんで辞めたか? というと、
圧倒的虚無。
これに尽きます。
また高収入を得ようと思うと、週に何記事書けるか? などを申告して複数のクライアントから発注を受け続ける必要があります。空き時間で適当にやりたいのに、報酬の良い案件はがっつり書く人に持って行かれて、不定期だと安価な案件しか受けられないので虚しくなります。
また、化粧品、車、保険、不動産、ブランド等々ジャンルは色々あるのですが、興味、知識の無い分野だと調べるのが大変です。
得意分野を作って、最新情報を無視して、少し古い情報で書き続けるという作業には忍耐力も要ります。先の見通しもないのに努力と忍耐求められるって虚しい。
私の場合は普通に書くと、読みづらい文章が出来てしまうので構成考えたり推敲したりと人より時間がかかってしまうというのもあり、何より楽しくない。虚。
圧倒的に迷惑かけてるわけではないですし、そのうち改善されると思いますし、一時期関わってしまっていたので、憎むほどには至りませんが、さっさと潰滅しても良いとは思います。
圧倒的低報酬で発注するのは受注してる人の勝手なのでそこはどうとも思いませんが、本来もっと良質な記事やコンテンツに流れるべき広告料がそういった低価値のサイトにとられているいるのがモヤっとポイントです。
あと少し話はそれますが、芸能人系のいかブロは、ガチのファンならもっと詳しいこと知ってるんですが、ガチのファンはそういう情報をネットに書かないのでなんら核心に迫ってないサイトが横行してしまいます。
「いかがでしたでしょうwiki」を作って集約し、情報量で優位に立つとか、そういうのも思いついたりつかなかったりしますが、まあそのうち人工知能やらなんやらが解決してくれるでしょう。