ぐらんこ。の部屋(るーるるー♪)

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新ジャンル切り開く蔵の不在

最近話題になってる作品で壮大なネタバレに遭遇してしまった。

まあ、それだけ沢山言及されてるから率は上がるし、なんならネタバレ有! って注意してくれてる上で突っ込んだんだけれど。

(脱線)そういえば、最近新しいコンテンツを試すだけの気力が沸いてこないことが多い。アイドルグループとかも今まで見てきた中で良かったと思ったところぐらいしか行かないし、ゲームもスマホで安く買えるからという理由あるからだけど、ドラクエの旧作買ってやってみたり、ネットフリックス入ってて新しいアニメとかドラマとか結構見れるのに、見たことのあるガンダムを何作品か見てみたり。

アニメとかだと年に数作は話題作を途中から追いかけたりもするんだけれど、途中で飽きたり週一ペースが辛かったり(一週間待つのが怠くなって溜まってから一気に見ようと思ってフェードアウト)。YU-NOもかなり序盤で止まってるなぁ。そもそもリアルタイムじゃなくても、途中で停滞してるアニメが沢山。エウレカとかクラナドとか。見りゃいんだけれど、なかなか見る気が起きない。

(ちょっと復線)単純に年を取って感情が動きにくくなった? (涙もろくはなったけど)とか、子供の頃、学生時代と比べて、時間はともかく、金銭的な制約が緩くなり、コンテンツ数が増えた、コンテンツのバリエーションが増えたってのが理由のひとつかもしれない。真剣度が著しく下がってる。

 

そんなわけで、私自身が新コンテンツに触れる機会がめっきり減ってしまってるんですが、そもそも新しいコンテンツに手を出すのってエネルギー要りますよね?

大元でいえば、漫画、小説、アニメとかいう大きなジャンル。漫画はかなり広く読まれてるとは思うけれど、字を追ったりページをめくるのが面倒くさいから動画でいいやっていう人らも居るらしい。小説なんて、読まない人は全く読まない興味ない。アニメも子供向けアニメやらジブリやらで裾野は広がった印象だけれども、いわゆる深夜アニメとかには全く興味ない人が多い。

視聴者読者的には、数多あるコンテンツの中からわざわざストレスかかるものを選ぶ必要ないわけで、お手軽なスマホのゲームとか、小説でもストレスフリーのなろう系とかが受けているのだろう。

そしてコンテンツ制作者側としても、そういう需要に合わせて……っていう。

 

そもそもにして、大きなジャンルにせよ、中規模のジャンルにせよ、もっと細分化されたジャンルにせよ、入り口作りってのが必要だと思う。

例えば漫画だったら昔は友達と回し読みする少年ジャンプ(漫画という大ジャンルの中の少年漫画)があって、その中にラブコメやらバトル物やら異能バトル物やらがあって。とりあえずお金なくて時間あったらジャンプは一冊丸々読むことで、ジャンルの好き嫌いが自覚できたり、あんまり好きではなかった作品の魅力に後から気づいたりして好きが増えていくというサイクルがあった。

雑誌の雑って部分がミソで、これが核を築きつつ、周辺ジャンルのフォローが出来て、派生していく。

今って、そういう雑部分が少ないから周辺ジャンルのフォローがしにくい状況になってる。

元々は、”クリエイターが新しいジャンルとか実験作品広めるのってすごくコストがかかるよねー”って話を書こうとしてたら全然違う話になった。

結局、やりたいこと=売れ線じゃない作家が、お金、ファン、を得て、冒険することで新しい売れ線が出来てたのが今までで、それも残ってるけど、最近はネットとかの影響で趣味に走って公開とかできるから、ネタ被り多いし、斬新ってのが少なくなって、また論点ぼけてきた。

 

おやすみなさい。