明けましておめでとうございます。
元手のかからない副業がないか、数年前から色々アンテナを張っているものの、なんにも出会えてないので、今年こそは、の只里予です。
簡単な儲け話って、あるようでないんですよね。(まあ当然だろうけど)出会えたと思っても、旬を過ぎてからだったり、転売とかみたいにちょっと倫理観を揺さぶられるのだったり、特殊なスキルや時間がかかったり。楽して金を儲けられるわけがない。
思えば、相互でHPに広告張って、みんなでクリックしまくるみたいなアフィリエイトって言葉すら知らなかった時代に友人に誘われた時に乗っからなかったのが分岐点で。(そこで味しめてたら多少危ない話でもどんどん手を出していたかもしれない。儲かってるかどうかは別として。そっち系の人脈も増えただろうし)
そっから数十年、いろんな副業を知り、やれることは手を出し、時代の流れを感じながら日々儲け話を探しつつの自己振り返り。
十数年に渡る会社員生活。ブラック企業で多少なりとも貯金は増え、深夜に焼酎呑むのと、休日にパチスロ打つのでなんとかメンタルをもたせていた時代。
ある意味では安定してるので、副業なんて興味もなかった。
幸い一般人よりはIT的なのに詳しくなったけど、ここを棒に振ってしまったのがある意味では致命的。
退職からの転職で、時間に余裕ができて。
デイトレーダーブームが来て、FXやってみて二度とFXはしないと誓った。それを数回繰り返し。
どうやらアイフォーンってやつのアプリが儲かるらしいと知り。開発環境揃えるお金もなくて断念。何故かアンドロイドアプリを作ろうとはならなかった。
WEB小説書いて書籍化狙い。当然出版社から声がかかるわけもなく。amazonがKDPやるよーってタイミングで小銭稼ぎ。カドカワも電書サイトで同人売れるよーって知って、小銭稼ぎ(そこそこ売れたけど、電子書籍は表紙発注とかでトータルでは赤字)
なんか小説がそこそこ人気でたり(あくまでそこそこ)、最終選考に残ってしまったり、小さな賞で受賞してしまったりして、小説こそ明るい未来への希望という時期がしばらく続いたのも結構な遠回りになったと思う。
その間、オリジナルキャラ作ってラインスタンプを周回遅れで売り出してみたり、分筆つながりで、ブロガーになろうと思ってみたり。
結局小説家どころか、まともな文章を書ける人間にすらなれなかったけど。
未だに細々と続いてる人脈できたり、ブログじゃないけどアフィリエイトで細々とは稼いでたり、ココナラでそこそこ依頼が来る時期もあったりで、色んな経験値を得たし無駄にはならなかった。と自分では思ってる。小銭稼ぎが目的で参加した人力検索でも結局小説系の質問だけが残ってるぐらいだし。停滞期のようで、実は種まきしてた時期。(だったらいいなぁ)
で、VTuberブーム到来。youtuberは別の世界の出来事だったけど、VTuberはあれだ。目指せる! で、失敗。
ただ、自分じゃないキャラのアカウントが増えたのと(愚痴とかはそっちで吐き出せる)、動画編集とか替え歌作ったり、ニコニコ動画とかボカロとかあんまり通ってなかったのを今更だけど楽しめてるのがよい。(そういえばボカロブームには乗ろうとして挫折したのだった)
ちょっと遡って2018年には、BITCOINを買ってる。そう、来年も上がるだろうと期待して、みんなが大損したあの時期だ。やはり儲け話は旬を過ぎてから知れ渡る。
まあ、FXで何十万失って退場の経験があったので、買ったのはBTCとETHをちょろっとで痛手にはなってない。なんならそのまま持ってるので上がってはいる。
そんなこんなでコロナ渦。より副業的なのが重要な世の中になってきた。なんなら家から一歩も出ずに、副業を束ねて本業としたい気分。
って、世の中もそんな風に流れていくのかな? とか思ってたけど、どうやら世間の反応は鈍い。鈍いっていうか、かつての只里予の会社員時代と一緒で、今の安定を抜け出すほどの希望を見出してない。
個人情報抜かれるから~とか、面倒だとか、あさましいからと、PayPay祭りに参加しないタイプの人とか。
マイナンバーカード作らないのも、前澤氏のお金配りに応募しないのも自由だし、リスクはないわけじゃないからそれはいい。
ただ大半の人はリスクを分析するのを諦めている、あるいはその基礎知識がないのではないだろうか。
安心安全な投資を行ったほうが(安心安全な投資なんてない)、スーパーの特売品を梯子するよりも効率いいって何人も口を酸っぱくしているが、全然浸透してない。
浸透しないのは、当然。
投資はわからない人が圧倒多数なのだ。リスクのジャッジすらできないのだ。
その点、特売巡りはリスクというかコストは単に時間だけだからジャッジする必要ないし、普段より幾ら安いかは肌感覚でわかる。お得なのがわかりやすい。
その時間を他に使って別の利益を得るという発想には至らないのだ。至ったとしても、そのために必要な情報は枯れてから広がるし、その情報を理解するための基礎的な知識が必要だったりする。
そもそも副業的なのをする発想がない人。副業的なのに興味はあっても、二の足を踏んでしまう人。実際に足を踏み出したものの、稼げなかったという経験だけを蓄積した人。そんな人がほとんどだろう。私だって最後のタイプだ。
閑話休題?
副業に興味が無かった人、足を踏み出さなかった人と、実際に足を踏み出したことがある人間には大きな違いがある。あったらいいな。
経験値 ドン!
もちろん、本業だけで生きていく、それで満足って人は問題ない。なんか難しそう、わからない、興味がないで足を突っ込まないでいいのは幸せなのだ。
けど、只里予みたいな、一発当てたい、楽して儲けたい、なんなら多少は地位とか名声も欲しいってタイプ。
そういう風な人に過ごしやすい時代が近づいてきたんじゃないかな~と思う。
今までは儲け話は、旬を過ぎてから知れ渡ることが多かった。けど、オープンになってきている。確かに最初期にキャッチしないとうまみは少ないだろうけど、枯れる前に話題になることが多い。
今までって、かなり初期投資がかかることが多かった。これは多分今後も続く。金持ちが儲かるシステムなのは変わらない。ただし、そのおこぼれにありつける方向のものも増えてきた感じ。
特殊な才能とか時間が必要だったりする。これもそうなんだけど、技術的な面でいえば数十年前より圧倒的に楽。スマホのアプリで完結できたり、アプリも無料が増えてきた。最悪外注できるから、やるかやらないかの決断と多少の投資をする勇気。外注だって、昔よりカジュアルに技術が売り買いされるようになってる。
おじさんおばさんが、若い子がゆーてることはよくわからんわー、難しいわーつってる間に、新しい世代はどんどん変化してくはず。それが良い変化なのかどうかはわからないし、まだちょっと気持ちの若いおじさんおばさん主導の世界だろうけど。
その変化に乗っかるのは難しいというか無理だけど、遅れないようについて行きたい。どこかの切れ端にだけ手が届くくらいでいい。まあそんなに卑屈にならなくても、そこまで急激な変化は訪れないだろう。もしくはもはや理解不能なレベルで変わってしまうか。
只里予は、多少小説が書ける(気がしていて)、ネット上で受注したり発注したりできて、簡単なプログラミンが出来て(多分現在の主流の言語とかにはついてけない)、FX口座とか仮想通貨の口座持ってて、一応売買の経験はあって、AIきりたんに歌ってもらうことぐらいは出来て、最低限の動画編集ができるぐらいの人間。
個々で見たらスキルは最底辺から中の下だし、誰でもやろうと思えばやれることしかやってないし、失敗のほうが多い。
けど、やってみたことない人がやってみようと思って実際にやってみるという一番高いハードルを越えてるところは強みだと思う。
次にVtuberみたいなブームが来るとしたら、自分でできることとできないことを切り分けられるし、最悪損してもいい金額でできないことを発注することはできそうだし、ワクワクしながら参入するか、副業と割り切って参入するか、あえて手を出さないか、とかの判断で多少は過去の経験生きるし。
とか希望はなくはないんだけど、結局ブームの初期には出遅れて、周回遅れで参加して、多少の経験値を増やして終了ってのを繰り返しそう。
コミュ障過ぎてそういうブームを作り出してるコミュニティに参加できないという致命的な問題を抱えている。
というわけで、新年なので自由律俳句を読んでみました。