ぐらんこ。の部屋(るーるるー♪)

執筆活動とたこ虹家族&鯛員&モノノフ活動とその他もろもろ

セルパブは世界を変えるのか? 結論:変えない

良いレポートや論文は結論から先に書くということをなんとなくの知識で知っている(卒論とかレポートとか書いたことない)ぐらんこ。です。

 

あらためまして、

おはこんばんちは! もとい! まいどおおきに! いつか逸材と呼ばれたい、ぐらんこ。です。

 

いやあ、盛り上がってますね! セルフパブリッシング! 略してセルパブ。

知らない人のために軽く説明するとセルパブとは主に電子書籍を自分で作って売るという活動。

同人誌と何が違うの? と言われれば、紙書籍か電子書籍(電書)かなのかとか、イベントで売るか、amazonとかの大手ストアで売るかとか、もっと違ういろいろあるのかもしれませんが、両方作ってる身から言わせて貰えば、

 

同人誌:一定層の狭い世界に届けるために作ってる(感覚が大きいような気がする)

電書のセルパブ:全人類に打って出る! (だけどかかる費用は最少)

 

くらいの気合いの入れ方なんじゃないかなーと勝手に思ってます。どっちも趣味の延長でたまに実益やら名声やら求めたり、商業作品への批判みたいなの含めてるんでしょうけれど、ベクトルとかける労力とかが違う。

とはいえ、それぞれの世界でいろんなスタンスの人が居るのは知ってのとおり。

 

補足しときますと、個人的には同人誌もセルパブも自費出版も媒体ややり方が違うだけで、根は同じなような気がするんですが、

自費出版で大金かけて紙の本を作るほどの酔狂あるいは、志がなくとも、

手間暇かけて同人誌を作って売りさばいて次回の活動費を稼いで固定客つけてなんかもうイベントとか出続けないとサイクル回らないみたいな弱小作家、サークルには厳しい活動を継続するという枷を背負わなくても、

思いついた時に自分のペースでお金をかけずに、より大きな商圏に作品を出せる電子書籍のセルパブすごいわね、やらない理由が見当たりませんことよ。

スタイリッシュでスマートで、かつ自己主張できるし未来に期待が持てるのがセルパブが広まっている理由なんじゃなかろうかと。異論は認めます。

 

話はそれますが、同人誌ってどうしても手作り感が残っていて、逆に言えばそんな手作り感とかアングラ感があるからこそ一定の需要がある。レア感ですね。まあ製作には元手がかかるので、仕方のないことではあります。

セルパブに関して言えば、なんとなく手作り感とかを失くそう、品質的には商業出版レベルを目指そうみたいな、気持ちの人が多いような気もしてます。

これも個人的に思うだけのこと。

 

さてと、本題に戻ってそんなセルパブ。

いずれは同人誌界隈を吸収して(だけど二次創作とかを大手ストアで売るにはいろいろ問題ありなのでその辺は別進化を遂げそう)、商業出版との垣根を失くすことになるのだろうとは思うんですが。(いずれとはかなり遠めの未来を考えてます)

 

結局、いろんな趣味趣向、思想を持った人達の受け皿になることはあっても、大ブーム! ってのは起きないような気がします。

なんら新しいことじゃないですし。

 

個人で小説や漫画を作って発表する。(WEBや投稿サイト)

そうやって作った作品を販売する。(ストアや同人誌系のイベント)

みたいなのって、ずっと昔、漫画の貸本とか文豪たちがやってきた世界をなぞっているだけで、目新しいことはあんまりないのですよね。

 

リエーターが、好き勝手にやってたところに目を付けた企業が才能をお金で買って、いわばパトロンみたいな感じで囲ってくれて、それを職業にできた人が現れて……というのが、今の世の中なんじゃないかな? って思ったりします。

 

で、現実世界で、企業からの脱却が今まさに起こっている。

小説投稿サイトしかり。(ただ、そこに金の匂いを感じた企業がやっぱり小説投稿サイトを売れる作品発掘の場にして食い荒らしてる)

同人誌しかり。(これも二次創作というデリケートなある意味では違法なコンテンツなので、元々企業とかとの繋がり薄いですが、カクヨムみたいに公式に二次創作認めるサイトとか、二次創作を許容する作品とかもちらほら出ている)

セルパブしかり、です。

 

一次創作と二次創作をごっちゃに語るとややこしくなるんですけれど。まあそれはおいておいて。

 

歴史として、クリエーター頑張る、パトロンが支え、企業がくいつく、大衆に広まる。

こんな流れって昔からえんえんと続いて来たと思うんですよ。

 

同人からの商業の流れってひぐらしとか最近でもありますし。

公式が舵を取って作った同人作家のアンソロとかもちらほらあるみたいですし。

 

ラノベの世界では、小説投稿サイトでクリエータが頑張って書籍化! っていうのが成功例。

漫画だって、ワンパンマンみたいなWEB発のものがありますし。

ブログだって人気のやつは書籍化されたりする。

歌い手さんとか踊り手さんとかも、公式っぽいイベントに呼ばれたりする。

そういやボカロ曲なんかも沢山CDになったりメディアミックス展開したりカラオケや音ゲーに入ったりしましたよね。

 

インターネットが普及して、いろんな便利なソフトが安く手軽に使えるようになって、

文字⇒絵⇒動画 とクリエーターが頑張れる土俵が大きくなってきた昨今。

SNSの普及によっていろんな話題作が沢山の人に届くようになった昨今。

 

現段階では最終的には作品やコンテンツの品質を高め、広告などのプロモーションで人気を煽るため、流通を安定させるために企業の力を借りることになるのかも知れませんが。

 

もうそろそろ出版社やらなんやらの力を借りることなく拡散して収益化ってな世の中になるのかもしれない。いや、すでにそうなりつつある。

それって単に昔に戻っただけで特に目新しい流れじゃないんですよね。多分。クリエーターの根っこの部分というかなんというか。

 

で、今の所、セルパブに関して言えば、後ろ盾のない、いわゆる箔がついてないコンテンツで、箔をつけるためにはやっぱり受賞とか(個人では金銭的な面で難しい)紙の書籍化とかを求めてしまう。誰がといえばそのまさにクリエーターが。本来であればそんなの無しで拡散することを求めたほうがいいのに。

 

でも今はその過渡期だと思うんです。

いずれ、ネット、WEB、電子でコンテンツは完結する。アニメや動画の世界ではもう既にそうなってる。(アニメ作るのは莫大なコストかかりますが)

じきに、漫画も小説も電子で完結する(=紙書籍を求める人が減る)。

個人で収益をあげられるサイトやサービスがもっと普及する。

(うがった見方ですが、出版社はそれを恐れて投稿サイトを立ち上げたり、新人発掘をWEBでやったりしてる)

 

そろそろクリエーターは意識を改革する必要があると思うんです。

・受賞や大手出版社からの出版を目標としない

・それでも多数に読まれるコンテンツを作れると自信を持つ

・うまく収益化して、活動を継続できる下地を整える

特に、名声的な部分で引っかかってる人が多いと思います。

個人で本を売ったって売れない。知人に買ってって言いにくい。だから出版社から声がかかると飛びついてしまう。何故なら作品に箔がつくし、収益安定を見込めるから。

 

でも、すでに商業で成功した人が、逆の流れを作ってくれてます。

印税率考えたら、作品の権利を自分でもっておいて、自分で売るほうが儲かることに皆気付き始めています。

ただ、一度成功をおさめた人じゃないとその方法を取れないとみんな思ってるから、一度成功するために出版社さんとかのお世話になるだけで。

作品を収益化できるサイトってのがあんまりないってだけで。

一般の人はまだまだ個人製作の有料コンテンツに手を出さないだけで。

 

ここ数年でいろんな形の作品の発表の場ができて、クリエーターに収益を還元するようなところ(作家生活オンラインとか)もあるんだけれど、どれもいまいちぱっとしない。

リエーターが求める受賞や出版社からの書籍化という餌をちらつかせたサイトがやはり人気。

出版社からしたら当然。良質なコンテンツを抱えてそこから収益上げないと死活問題だから。

 

そろそろ風穴を開ける存在が必要じゃないかなと思ってます。

出版社としがらみのない大手の企業。

それがどこなのかよくわかってませんが。

今の所エブリスタが一番近いのかな。しがらんでると思いますけど。

 

無料で読めるサイトに掲載。(時にそのままコンテストに応募)

出版社からの拾い上げ、あるいは受賞

という流れでファンを作った人が、セルパブ。

 

これが今は多い。

これを

 

無料で読めるんだけどクリエーターに収益が還元される

勝手にセルパブ

 

にならんかなと。問題は無料で読めてた作品に金を払うか? ということだから、そういう意味ではもうセルパブなんていらないのかもしれない。

今は紙の本を求める人と、電子書籍を求める人と、投稿サイトで良い人とバランス良くいるから、なりたってますけど。

いや、まとまった書籍が好きな人もいるか。

 

いっそまとめサイトみたいに、面白いWEB小説を勝手に表紙とか挿絵つけて電子書籍化するサービスみたいなのもあってもいいかもしれない。出版社がやるのではなく個人で。それがセルパブなのかといわれれば微妙ですけれど。

 

なんか話がまとまらなくなってきました。

書き始めた時には最終的に桶屋が儲かるというところに着地したかったんですが諦めました。

あとメディアミックスにも触れたかったんですが、またの機会に。

 

最後まで読んだ人いないでしょうけれど、こんな駄文に目を通していただいてありがとうございました。

 

結局言いたかったのは、出版社に頼らない世の中がそのうちやってくるんじゃないかなーってことです。

テレビ局なんかいま散々言われてますからね。

そのためにはしがらみのない大金持ちがなんらかの起爆剤を投入してくれる必要があるなあーって。やっぱりお金の力って大事ですから。でも草の根活動でほそぼそ継続していずれ日の目を見ることを考えてくことも必要。

 

やっぱりまとまりません。

 

ではノシ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【続報】ららさあ勝手にメディアミックスプロジェクト

さて……。進んでおります。停滞しております。いろいろと。

 

今回は、とりあえずキャラクター紹介です。

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◆さち(さっちー)
グループの中心。
天然系元気少女。
・エルフ、魔法剣士

キャラクターデザイン:梅川和実

 

 

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◆りほ(りほりん)
グループの(精神的な?)リーダー的存在
関西弁、ボケとツッコミを共にこなす
ドワーフ、吟遊詩人

 

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◆はる(おはる)
グループのまとめ役的な
熱血、ポジティブ、真面目キャラ
・マシンナー、忍者

 

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◆みやび(みゃんみゃん、みやちゃん、みや)
グループのマスコット的存在
呑気
猫耳マーメイド、治癒術士

キャラクターデザイン:梅川和実

 

 

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◆ちえり(ちえ、ちぇり)
グループの妹的存在。
自分大好きナルシスト少女。若干クール。
・魔人、モンスターテイマー

 

 

現在カクヨムさんのみで、試験的にイラスト無しで公開中です。よろしければ応援ください。(小説フォローするなり、お気に入りの星を付けていただくなり、レビューを添えていただくなり。人気がでないとコンテスト受からないニョロ。切実)

kakuyomu.jp

 

もう少ししたら、ストリエ、comico、小説家になろう、当ブログと多角的に経営(経営じゃない)致します。

KSDDとは? について思ったこと

クソDD(誰でも大好き)、あるいはカスDD。

略してKSDD。読み方はカスだったりクソだったり。

store.natalie.mu

2012年の時点でTシャツ化されている。

 

最近になって知った言葉なのですが。

 

古くは、

detail.chiebukuro.yahoo.co.jp

知恵袋でも。

DDは誰でも大好き、好きな推しメンがいっぱいいる人のことで。
DDを認めない単推しのヲタがDDをカス呼ばわりしているのではないでしょうか。

(*^_^*) 「あっちゃんも。まゆゆも、こじはるも。まりこも優子も推しです!」
(-"-) 「KSDD!(このカス野郎)」

(上記サイトより引用) 

 こちらは、2010年です。8月。

その頃といえば、

AKBが2回目の総選挙で盛り上がった時期。

ももクロなんかまだ青年館やってない時。

モー娘。でいえばジュンジュン、リンリン、亀井が脱退する年だそうです。よー覚えてないけど。

 

アイドルといえばAKB。モー娘。に変わってAKB一強(少なくとも世間では)の時代でしょう。

 

AKBが主流であれば、確かにDDはカスのような気がします。

先にDDがあって、カスという蔑称が付いてのKSDD。

 

推しが定まってないのは、ファンとしておかしい。なんて。

 

でもって、カスってあんまり褒め言葉じゃないですが、クソって言葉の割に、いい意味でも使いますよね。

 

クソおもろい。クソ美味い。うんこ美味しいって良く考えたらひどいことだと思いますが。

 

それはさておき。

ももクロが台頭してきて(まあ他にもグループいたんでしょうけど)、それに続けといろんなアイドルが出てきて、そもそもライブに行くなんて経験が無かった人達が、AKBやらももクロやら他のアイドルやらで、ライブ経験を増やすことになる。

いろんなアイドルがフリーイベントやら安価なライブやらを繰り広げる。

そういった情報がツイッターなどで拡散していく。

きになったグループは見てみようと気軽に行けるようになる。(そう思う人が増えて行った)

 

結果、DDは良くあることになり。

グループ内で推しメンが決められないというDDよりも、

別グループに行く人達をDDと指すようになったような。

 

getnews.jp

 

によれば箱推しのほうが表現としてはDDより前にあった(アイドル現場では)とか書いてるので、

箱推し、まあわかるグループの有り難いファン

DD、なんとなく浮気性でマイナスイメージ

みたいな使い分けとかあったんでしょうかね?

 

ともかく。

箱推しや、○○寄りの箱、箱寄りの××推し。○○××推し(二人。ももたまい、とかた行とか)

ファンが増えるといろんな人が出てくるわけで。

 

DDはある意味では器の深さを表しますし、グループだって支店(姉妹グループとか)を増やして来たので、なかなか1グループに絞ってオタ活する人はいない。

 

なんとなくクソDDって、みんな誇らしげに自称している世の中のような感じです。

わたしのまわり界隈では。

だって気になるアイドル多過ぎますもん。

あと、ライブ行きたくてもお目当てのグループが無かったら他のグループ行きますし。

遠征はお金がかかるから、近場で探したりしますし。

 

日本語の移り変わりや新しい用語の出現はもう日々進化してますよね。

特にアイドル現場では(他にもあるかもしれませんが)、上は50代、下は中高生みたいなのがツイッターで絡んだり、現場でも一緒に過ごしたりしてるので、なんとなく進化の過程が早かったり、ひとそれぞれで使う用語の定義があやふやだったりする気がします。

 

集え! ラノベ書き!! セルパブ(インディーズ出版)への誘い(売り上げなんかを赤裸々に)

まいど! おおきに! いつか逸材と呼ばれたい、しがない浪花のラノベ書きのぐらんこ。です!

 

わたしの中では電子書籍売り上げ一位のBOOK☆WALKERさんで、上半期の売り上げランキングが発表されました。

bookwalker.jp

 

な、なんと、わたしの作品、初めての『異世界トリップ』入門

bookwalker.jp


bookwalker.jp

が……

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第四位!! という結果に!!

他の上位作品を見てみると……。

 

ふむふむ。一位の『シルバーブラスト』。著者の水月さなぎさんはどこかしこで名前を見かける有名な方ですね。シルバーブラストは14巻まで出版されている大長編的な作品。

他にも、『ラストテイル・オンライン』や『セイクリッド・ヴァンパイア』などシリーズものを幾つか手がけてらっしゃる。

しかもシリーズものを執筆しているメリットを活かして、1巻は無料。面白かったら2巻以降は買ってね! という非常に効果的なプロモーションで読者を増やしているのでしょうね。売れる(読者が完読する数が増えると)とついてくる、評価も4と高評価です。

 

第二位の『ひとり暮らしの小学生』は宝島社さんより紙書籍でも発売されたと書いてます。こちらもシリーズもので、1巻は無料。kindleのみならず、ピクシブニコニコ静画などいろんなサイトで読めます。プロモーションに力をいれている。しかもカラーで100ページ超。売れる理由がわかります。評価も3.5とまずます。

 

第三位の『青のベルベット』は、GA文庫(SBクリエイティブ)などでも著書のある作家さんだそうですね。評価はまだないですが、他の作品とかでは評価4.5と安定どころか読者に受け入れられている作品をお持ちで。いわゆる作者買いというのも沢山ありそう。

 

ちなみに伍位の『少女レター』はゆるふわ百合の4コマ、96ページ。需要はありそうです。読者評価は4.5と高評価。今度ポイント溜まったら買おうと思います。

 

他にもプロ作家さんが書いた各方面から評価の高い『コヲロコヲロ』がランクインしてたり。(こちらは文芸ジャンルに居たこともあって、その時は普通にインディーズ、それ以外の総合文芸ランキングで売り上げ上位にもいたことのある作品です)

 

BW(BOOK☆WALKER)さんでは、明らかにインディーズ出版、つまるところのセルパブは始まってます。去年がBWインディーズ発足の年ですが、去年か今年が元年でしょう。もしくは来年か。

 

さて、そんななかで移植の作品が拙著『はじいせ』なのです。

わたしも受賞歴は一応あって、インプレスさんというところから『たねみたっ!』というラノベを出してますが、まあ無名も無名。

読者評価も2.5という(まあ、万人受けしそうな素材を恐ろしいまでに個人的な趣味で書きつづったので当然といえば当然)、コメント下さったり、プッシュしてくださったスタッフさんに申し訳なくおもいつつ、本人的には大好き、良く書けた作品なのですが。

 

売りといえば、99円という定価格。商業に見劣りしない表紙。結構初期から売っていた(のでベストセラーランキングとかで長い間トップ3とかに入ってた)。人気の異世界ジャンル。

2015年9月の発売以降、少ない月でも10冊以上、多い時では50冊ぐらい売れてました。内容は……、まあ奇妙なものが読みたい人にはおすすめです。おおむね異世界コメディなんですけれど。

 

で、ようやく本題なのですが、上半期ベスト4という数字がいかほどの売り上げなのか。1~6月でトータル3桁売れてます。(200は行ってないですけれど)

低評価がついた4月以降はさすがにがくっと売り上げが下がってますが。それでもキンドル版よりかは売れてます。キンドル版のほうが安いのに。

四位で100~200冊。つまりは月間20冊前後。

 

上位作品でおそらく毎月30~50とかそれ以上ぐらい売れてるのではないでしょうか?

印税率は50%ぐらいなので、500円だと50冊×250円=12500円。

多いと思うか少ないと思うかはひとそれぞれでしょう。

 

ですが、今はまだBWインディーズは始まったばかり。これからどんどんユーザーも増え、ライバルのキンドルもいろんなサービスとかセールとか増やしてくるだろうし、BWさんでも様々な企画やフェアが開催されます。今後SNSなどで作品が話題になることも十分に考えられます。(ライトノベルにおける)セルパブ元年はひょっとしたら今年なのかも知れません。

 

BWさんはKADOKAWAさんがやってるだけあって、ラノベ読者がいっぱいいます。

それも異世界大好きな。しかもヘビーユーザーさん(おそらく)。

購入すればポイントがもらえたりします。ポイント溜めれば無料で書籍が入手できます。

コイン(ポイントみたいなもの)50倍キャンペーンとか頻繁にやってくれます。期限付きのコインとかもあって、期限切れ前に端数調整で安めの作品が売れるのは実体験として知ってます。

(事実私の作品はコインアップキャンペーン後、つまりはユーザーさんがコインを手に入れて気軽にお試し感覚でなにか買えるタイミングと、月末、つまりはコインの期限が切れそうなタイミングで売り上げが伸びたりしてます)

 

さらにはコイン獲得率のアップのためにBWインディーズの本を買う必要が出てくるような企画も定期的に開催されます。(その期間中にはうそん! って思うぐらい売れたりします)

 

ラノベ書きさん。出版社の新人賞は狭き門です。例えば受賞して発売される作品は90点以上。

ですが、いいところまで行った作品は80点だったり88点だったりするのかもしれない。十分なクオリティがあり、読者によっては商業作品よりも面白いと思うかもしれない。

受賞を目指しつつ、セルフパブリッシング始めませんか?

 

大作であれば一巻無料、あるいはキャンペーン価格の99円で発売するとか。

今後も沢山の読者さんに選ばれる機会があります。

 

今ならまだまだライバルは少ないですよ。

一攫千金とはいかなくとも新たな刺激を得られることは間違いないです。自作がインディーズカテゴリとはいえ、売上ランキングに載る快感。是非感じて欲しいです。

ぐらんこ。も電子書籍出版のお手伝いもやってますし、他にもいろんなサポートしてくれる方、組織が出来始めてます。

 

ほんとに。異世界もの書いてリリースしたら、売れるんだから。

おそらく、みなさんのほうが『はじいせ』よりも読者受けする作品をお持ちだと思います。

 

新人賞への挑戦、カクヨムやなろうなどの投稿サイトへの投稿。両方やってる人は沢山いると思います。3つめの選択肢としてセルパブ。

それが標準となるような世の中作りに協力してくださったら嬉しいです。

おすすめはやっぱりBWインディーズ。(読者層、ポイント制、運営の力の入れ具合などから)

 

では ノシ

ただのメモ

仮契約衣装進化可能衣装一覧

 

真山りか

SR:ハンコバンカー 持ってる

SR:ケミカルハンマー 限突済

SR:勝者の斧 限突済

 

安本彩花

SR:龍のリコーダー 

SR:ペーストナックル もってる

SR:アクアセパレート 

 

廣田あいか

SR:ヘビーイレーサー 持ってる

SR:トマホーククルーペ 持ってる

SR:スコピオホース もってる

 

星名美怜

SR:シャーシューター 持ってる

SR:マグネットランス 

SR:魔法少女のほうき げんとつ

 

松野莉奈

SR:シャーペンランス 仮契約

SR:ボールペンパイル 持ってる

SR:アサルトホイール 持ってる

 

柏木ひなた

SR:ゲージュツの盾 げんとつ

SR:マグナムフリーザ 仮契約

SR:未確認ボックスX 

 

小林歌穂

SR:ペトリランチャー 持ってる

SR:ビーカースプレー

SR:ソーイングダガー

 

中山莉子

SR:フィンガーアロー 持ってる

SR:OMスコープガン 持ってる

SR:ショットパラソル 仮契約

セルパブ本を毎月二桁売る方法!

今回あまりにもな内容だったなと書いてから思った。なので、読めなく(読みづらく)しました。

 

おはこんばんちは! ぐらんこ。です。

 

いやあ、電子書籍、セルフパブリッシング。盛り上がって来てますね!

今年か、来年か再来年ぐらいにはほんとうに電書元年がやってくるような……

 

さて、タイトルにあります、セルパブ、つまりは個人出版? なんの後ろ盾もない個人が作品を紡ぎ、それをamazon(KDP)やらKobo(KWL)やらで売るという活動。界隈(良く知らない)ではセルパブという名称が定着しているような。

 

数年前にKDPに足を踏み入れて以来……

戦え! 武藤さん ?僭越の確定者? (ららさあ文庫)

戦え! 武藤さん ?僭越の確定者? (ららさあ文庫)

 

 うわっ! 2012年だから3年半ぐらい前ですね……。

 それから2年ぐらい経って、文学フリマに参加するついでにもう一冊。

 

2012~2015上半期は暗黒時代でした。わたしにとって。

まあ、売れないのです。そもそもセルパブ自体が盛り上がっていなかった時期だったかもしれませんし、キンドルユーザー数だって今とも違って、そもそも取り扱ってる作品が少なかったのだろうとか勝手に推測してます。

 

上記二冊はほんとうにびっくりするぐらい売れなくて、月に1冊売れたら大万歳! って感じでした。そのころはツイッターもやってなく、宣伝の仕方もわかってませんでしたから。

 

わたしと似たような経験をして撤退した人も多かったんじゃないでしょうか。一攫千金なんて夢のまた夢です。手間だけかかって売れないしレビューなんてつくもんじゃないし、話題になってそこから爆発的に売れて……なんてシンデレラストーリー、KDPドリームなんてありゃしない。

 

そんな私ですが、2015年の九月に転機がやってきます。

ブームに乗り遅れながらも、まだまだ熱い異世界ブームにあやかって出した作品がありえないぐらい(まあ数十冊ですが)売れたのです。

 

ノウハウなんていう大げさなものじゃないですが、

・表紙をしっかり

・タイトルをキャッチーに(できれば異世界の文字を入れたり人気作にあやかる)

・最安価格で!

 

この3点セットで作品の質はともかく、購入者に届くことが判明したりしなかったり。

多分漫画にしたらもっと売れるんだと思います。昨今amazonさんも電書の漫画に力を入れてくれてるようですから。セールとかも多いし。

 

でも文字書きに絵は描けない。漫画一冊なんてべらぼうな時間がかかってしまう。

 

なので、尻すぼみですがどうやったら毎月二桁売れるのだろう?

に補足アンサーを。すべて個人の見解であり、効果は期待できません。

 

・購入してくれる知人を増やす

 ⇒わたしはクランチマガジンというところで多数の書き手さんと繋がることができました。引っ込み思案ですが、ノベルジムというサイトでも数人の人と交流しました。そういう人が買ってくれるかも。いやお互いに買い支え合うという意味でもありますし、そうじゃない場合もある。なろうとか大きなサイトはダメです。小さな出来立てのサイトでこまめに作品読んで感想書いたりして交流の輪を広げていくのです。わたしには無理ですが、そういう人は作品のファンになってくれたりもするのです。ツイッターなどでセルパブ作家さん(宣伝ばっかりの人は辛いので、そうじゃなくってゆるゆると呟いている人がおすすめ)をフォローしたり、勇気をもって話しかけて徐々に輪を広げていくのです。実在の人物だと敷居が高いので、まずはサークルや団体の看板娘や看板キャラなどが良いでしょう。最近デハ『ぱぶにゃん』みたいなの。

 

・売れる本を出す

 実際のところ、仲間内だけで消費が増えてもいいことありません。まあ書くだけじゃなくて読むほうにも力を入れている人は多いのですが。いわゆるリピーター。ヘビーユーザー、その他新規客層。知らない人にも届けるための本が必要です。

ではどうしたら売れるのか?

 表紙でだます&値段でお買い得感を出す

 あれれ、なんか普通に本屋で売ってそうな作品がこんなに安く!

 みたいな。だますという言い方はあれですが、如何にも素人くさい表紙だと、セルパブ好きにしか届かない可能性がある。表紙重要です。あと価格も重要。

 ギフト券が少し残ってたり、ポイントが少し残ってたり、そういう人が帳尻合わせで買ってくれる可能性が上がります。(とくに、ブックウォーカーさんはポイント至上主義で、期限付きポイントなどもあるので、無駄に失効するのなら、わけわかんない作品でも買うてみよってなもんですよ)

 話題・ブームにのっかる

 探偵ブームなら探偵もの。異世界ブームなら異世界もの。流行に乗る。

 よくわからないですが、ブームのサイクルは長いと思います。出版業界。チームバチスタとか半沢直樹みたいなのが売れたら、それの続編を本人が書くし、続編の出版には短くても数か月、半年以上かかったりします。それと同時に柳の下のどぜうをねらう二番煎じが乱発するのでブームはしばらく続きます。

 わかんなかったらとにかく異世界っぽいファンタジー書いとけばいいと思います。

 

・次々に作品を出す。

 どうもキンドルにしても他のストアにしても新規顧客の取り込みってそんなにうまく進んでないような気がします。数万人のユーザーが居たところで、自作に興味持ってくれる人は限られているし。結局、一冊、二冊で諦めたらそこでセルパブ終了です。

 わたしは一部にしか受けない作品を好んで書くタイプなので、ファンを増やすということには大失敗してますが、(たとえば異世界入門を買った人は一定数以上が低評価を下すので次の作品の購買に繋がらない……)そこそこ以上のクオリティの作品を次々にリリースしておいたら、合算で月10冊ぐらいは売れるのです。

 ついでにどうしてもKDPセレクトに登録したいって人以外は、他のストアにも販売網を広げるべきです。amazon一強の時代は終わりました。

 

まとめると、異世界ラノベ書いて、99円でブックウォーカーに毎月そこそこの新刊を出すと……、月に10冊は売れるようです。

以下実際のグラフ。

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4~6月がやばかったですが、爆売れして、低評価(5点満点の2.5)がついて売れ行きが鈍った(あと一定層に行きわたってしまったのだろう)異世界入門を補うべく、4月5月はシルバーブレイブがなんとか頑張ってくれましたし、6月はまた新刊が二桁キープに貢献してくれてます。

 

結論:

BWでラノベうっときゃなんとかなる。

 

みなさん、ラノベを書きましょう! ラノベを売りましょう! ラノベは誰でも書けます。質が悪いっていう意味じゃなくって、ラノベを書こうと思って書けばそれはラノベになるということです。

おっさんが探偵のミステリもいいですが、それっておっさんが探偵である必要性ありますか? 特になければ、女子高生や男子中学生を探偵にしたらいいのです。事件との遭遇に無理があるようなら、へぼ探偵を脇役に据えて、麻酔銃で眠らせてやればいいのです。

SFやファンタジー。それらは立派なラノベです。表紙をラノベっぽくすればラノベになります。主人公が現地(異世界生まれ)である必然性がないのなら、異世界転生モノにしとけばいいのです。