ぐらんこ。の部屋(るーるるー♪)

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ナナイロダンスアフターパーティー はじめの一歩から次の一歩へ 梅田クアトロライブレポート

たった前日の記憶。まだ24時間経過していない。にも関わらず記憶が既にあやふや。

ただ、今年一番、ひょっとしたら人生で一番楽しかった二時間を振り返らずにはいられない。

多少フィックションも入ってます。特定の個人に触れてしまうこともあるでしょう。

まあ、フィックションなんで実在のたこやきレインボーや、虹家族、梅田クアトロとはあんまり関係ございません。

 

序:

前回のクアトロを経験した身としては、10階までの階段を上がる開場までの時間はあっさり受け入れられた。今回は番号もまあまあ良かったから、エレベーターで10階まで行って降りる感じだったし。いろいろアクシデントがあってギリギリになって列に合流したこともあって、わりとあっさりと入場。

 

一緒に行った友人と話す。ちらほらと顔見知りが増え始めた昨今。

声をかけてくれる若い虹家族さんも居る。

基本スタンスとしてはぼっち参戦上等で、あまり自分から他の人に話しかけないタイプだし、(どちらかというと有名オタさんの居るグループとかに関わって、なんかやらかした時に迷惑かけてしまったり、その逆があったりするのが嫌な小心者なだけ)、吉良吉影じゃないけれど、静かに暮らしたいディフェンシブなオタクでいるつもりなんだけれど、やっぱり現場に通ってるといろいろ付き合いも生じてくるわけで、結果として話しかけて貰えると嬉しいわけで。そういう微妙なお年頃。

 

ZEPP難波:花道下手側すぐ横(花道から三列目ぐらい)

ZEPP名古屋:花道のセンターから1本目のバーあたり

ZEPPダイバーシティ:花道の上手側角の最前

 

と、ナナイロダンスパーティは番号の割に良い場所で見れていた。

幸いにしてZEPPでは圧縮というのも経験してなく、これまでオルスタで一番きつかったのは去年の名古屋のれにちゃんのソロコンぐらいか。

 

どうでもいい話だけれど、ももクロの国立行くまではライブというものにほとんど行ったことがなくて、オルスタなんてほとんど経験したことなくて、だけどZEPPでいろんな場所を経験して、湧くオタクも見て、今までのフリラでの経験も合わせてなんとなく自分の中のライブというイメージはできつつあった。

ただ前方の圧縮はちょっと勘弁だったので、前から6~7列目の比較的緩い場所でただただ踊っていようと思っていた。

 

えーべっくすに所属して最初のツアーの締めくくり。

なんとなくセトリはこれまでと違うって話も聞いてたけど、基本的な構成は一緒なんだろうなって思ってた。

開演直前になってスモークが充満したのもその理由のひとつ。あ、クアトロでもレーザーやるんやって。

ダンスパーティなんやって。ナナイロダンスが推されまくってるんやな、今回のツアー。

 

破:

tacotureからのメンバー登場。

何もかもが壊れた。

彩木がなんか叫んでる。そういえば、バックに流れてるのはたこおろしのイントロのギター? 歓声に消されてか、PAの音量設定のミスか、単に自分がぼーっとして聞き逃しただけかわからない。

数秒後に、ピンクのユニフォーム姿の彩木を見て気付く。

始まる。新たなクアトロが。

はじめの一歩を踏み出したこの地で。また次の一歩が踏み出される。

 

たこおろし:

正直たこおろしにそれほど思い入れはない。最近ようやく楽しみ方がわかってきた程度。

だけど、見えた。メンバーの視線の先に。

遠く遠く飛んでいく白球が。甲子園のスタンドに向けて

盛り上がったけど、まだ正直えーべっくすのたこ虹に対する懐疑心が残っていた。

この曲の後にアフターパーティの開催の挨拶とかセレモニーがあって早い段階でナナイロダンスが披露されるんやろなって。

 

オバタコ:

安心して見ていられる。まだまだライブも序盤。

そやな、やっぱりオバタコはやっとかんとな。ほんでMCなんやろなって。

えーべっくすや運営が虹家族の想い出に配慮してくれてるような気配は伝わってきた。

最前から6列目、ドセンターのポジションから動かずに、いつもどおりにコール。

好きな曲だしいい曲だけど、湧くって感じじゃないからね。

 

あきんど:

ちょっと意味がわかrなかった。今回、ZEPPツアー。すべての会場にソロバンを持参していった。何のためかと言われたら、ソロバンもってったけど使いどころなかった! っていうネタのため。が9割。あと1割ほどの義務感。これは前回のクアトロでソロバンを所持してなかった後悔から。

そして一縷の希望がほんのわずかに。

報われた。ポケットに忍ばせつづけたソロバンが。amazonで500円で買って、自分で色を塗ってカスタマイズまでしてまだ2回ぐらいしか使用機会の無かったソロバンが。

そうか、あきんどってこうやって湧くんや。

クラップしながら飛び跳ねるオタクを見て一度ソロバンを仕舞う。ソロバンの出番はメンバーがソロバンを持ってから、あるいはソロバンソロのとこからでいいよね。

トニー谷の50倍の速度(あくまで個人の見解です)でソロバンを振りながら、何かが壊れていくのを感じた。

 

レイレボ:

これまでのZEPPで、ほぼセトリ固定で、ジュージューシー、ガウガール、レイレボと一部だけ可変だったパートがあった。他の曲が一軍だとしたら、その三曲は例えは悪いけど1.5軍扱いか。二度目はないと思ってしまっていた。

虹家族が大好きな(個人の見解です)レイレボ。

また聞けるとは思ってなかった。

虹色革命!!

彩木の雄叫びに、ピンクに色を変えたギガライトを掲げた。仕事で現地に来ることが叶わなかった友人の想いを載せて。

 

FUNK:

曲の洪水は止まらない。中年も中年な運動不足な体。あきんどで飛び跳ね、レイレボで踊った体は小休止を欲していた。

そろそろMCが来る頃やろう、いや、MC挟んで。じゃないと体がぶっ壊れるから。

そんな思いをあざ笑うかのようにステージ上で繰り広げられるパフォーマンス。

この辺りから自分が自分で無くなって行くのを感じた。

虹家族であり、ksddである自分は失われ、クアトロの一部となる(個人の見解です)

このライブがZEPPツアー、ナナイロダンスパーティの一部、ファイナルであることも忘れた。

ただ目の前にたこやきレインボーが居て、それを見に来た虹家族が居て、それを収容するクアトロがある。

その三者がひとつになっていくのを肌で感じた。

 

365:

ZEPPで毎回やってるけど、個人的に過去最高の365は2014のなにわンだったと思っていた。あれを超えるものはないと。

いつもノリノリでタオルを回しても、青年館の365がちらつく。どうしてあの時自分ははもっと全力でタオルを回せなかったのかと。

一年半ぶりのリベンジが叶った。ぐるぐると振り回されるタオルが視界を埋め尽くす。

圧巻だった。

 

絶唱:

ヒートアップした気持ちは収まらない。

飛べ! 谷町パープル! 

叫べ! 芦原橋!!

伸びろ! 兵庫県で生まれた女やの~~~~~~~~~~~~

 

なにはに:

どこで聞いても記憶がなくなる曲ではある。

だけどこの日のなにはには、あったことすらほとんど覚えてないレベル。

 

カルナバル:

最高に好きな曲が、体力の限界で水分補給もままならない状態でやってくる。

冷静になろうなんて意思は生じなかった。

ぶったおれてもいいという覚悟なんてなかった。

ただただ本能が踊れと、叫べと告げていた。

青春は一度きりとかゆーけど、今がまさに青春だった。

 

MC:

ようやく小休止が入る。

さくちゃん(かな?)が、はじめの一歩のセトリだったって言って、初めて気が付いた。

涙がこぼれた。

あの時は4曲連続で~、今日は9曲連続で~と誇らしげに語る。

たったの1年と8か月。

たこ虹の活動の約半分の期間。

だけど、あの時に踏み出した一歩は、とても大きなものだったと感じた。

一歩一歩の積み重ねが、今のたこ虹に繋がっている。

メンバーは辛さを見せない。

だけど後のMCでさきてぃかまいまいか忘れたけど、いろいろあった。辛いこと、楽しいこと……って。辛いことが真っ先に出てくるのはそういうことなんだろうなって。

ほんとうに死にもの狂いで頑張ってきたんやろうなって。

それを表に出さずにいつも楽しんでライブやイベント、テレビ収録に臨んでいる。

それは無理をしているわけでもなく、ただ結果としてそうなってくれているのであれば、その一端を支える虹家族の一員でいられるのであれば。

こんなに幸せなことはない。

 

ナナダン:

ようやくZEPPツアーの流れに戻る。

正直ナナイロダンスはPVは楽しいけどライブ映えする曲じゃない(個人的見解)

だけどね、さきてぃ。

さきてぃがずっと言い続けてくれたよね。

ZEPPの難波でも、名古屋でも、東京でも。

アンコールの前に。

皆で踊りましょう! 楽しみましょう! って。

ほんとに正直なところ、アンコールでナナイロダンスって物足りないと思ってた。

もっと盛り上がる曲、虹家族が求める曲は他にあるとおもってたから。

でも自信満々に「ナナイロダンス!」って曲紹介するさきてぃを見て変わったんだ。

ナナイロダンスは、たこ虹にとって特別な曲。メジャーデビュー曲だもんね。

虹家族が好きにならなくてどうするんだって。

そう思ってると、ほんとうに踊ってて楽しいし、盛り上がるし、自分の中でも好きな曲に変わって行った。

 

桜色:

12345:

ともにまだまだ馴染の無い曲だけど、1年8か月越しのはじめの一歩の余韻の中で。

ようやく二歩目であるという気持ちが沸いて来て。

長く長く続いていく旅の途中。

今しか見れないたこ虹がそこに居た。

これからどんな色に染まっていくのか未知数だけれど。

昔があったから今がある。今があるから未来がある。

その途中経過でしかない。

正直ライブで頻繁にやる曲じゃなくなるのかな? って思いもあったりするけど、それは今だから言えることであって。

クアトロの中で、メジャーになった曲をやっている。

それを見ている自分。

共に踏み出した一歩。

 

PUNK:

すきなんだよな~。めっちゃPUNK。

おいおい叫んで拳突き上げて一緒に歌う。

クアトロと一体化していた自分が、いつの間にか孤立しているそんな感覚を覚えた。

俯瞰で見ているような。

魂が抜けてるっていうのかな。ああ、すっごい楽しんでるよね~って。

自分を客観視するとか、冷静になるとかとは違って、変な言い方だけど無の境地みたいなの。

 

MC:

まだまだライブは中盤だと思ってた。

だから、まいまいがとっても大事なことを言っているのに靴ひも結んだりして次のアッパーチューンに備えてた。

だけど楽しい時間の終わりはもうすぐそこまで来ていた。

 

みんなのうた

ちゃんと走れ!!!!!!:

 

 

アンコール:

終わった……。最後はナナイロダンスかあ。という気持ちが少々。

実際短かったかもしれないけれど、今までのライブの中で一番アンコール待ちの時間が短く感じた。

 

物語:

彩木伸ばしすぎやし(笑

たこおろし:

もはや阪神タイガースってなんだったっけ? っていうくらいたこ虹の曲。

30年以上阪神ファンやけど。

 

ダブアン:

メンバーを見送り、余韻の中途中ではぐれた友人を探して感想を語らい始める。

自分でアンコールを始められるような強いオタクじゃないから。

誰かが切り出してくれるのを心のどこかで期待していた。

 

ナナイロダンス:

再び一体となった会場で、肩を組んで左右に揺れる波の一部となりながら。

ナナイロダンスは自分の中でとても大切な曲になっていくのを感じた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

以下蛇足。

芦原橋の時に、なんか後ろから羽交い絞めにされたり、

桜色ストライプで推しジャンを強要されたり(後ろから脇に手をいれられて、上げられたからもういいやって飛んだ、前の人の頭に顎をぶちあててしまいましたごめんなさい)。

人の流れに巻き込まれて、定位置が定まらなかったりと。

自分も周りに迷惑かけたし、周りとぶつかったりしたり、若い女の子が果敢に前に行って気が散ったり(なんか守るわけじゃないけど気になるやん?)、まあまあ見境ないオタクが暴れてるといえば暴れているライブだった気もしないでもない。

一緒に行った友人も、ぶつかられたり、割り込まれたりして集中できなかったって言ってた。

それは真実だと思うし反省材料だと思う。

自分もオルスタの狭いところって3回目ぐらいだけど前の2回はいろいろ気になったり圧縮がきつすぎて楽しみきれなかったところもあるから。

自分が幸運だったのは、先にいろんなオタクに迷惑かけられた経験があってそれがスタンダードなんだって思えてたからだろう。

お互い様の精神って言ったら変だけど、なんか気を使って萎縮してほんとうに楽しめなくなるぐらいなら、多少羽目を外してでも、ぶつかり合って押し合ってそれで楽しめるのならそれも一つのライブだろうって。

でも、ひょっとしたらこのクアトロが最後の、たこやきレインボーというグループで羽目を外せたラストチャンスだったのかもしれない。

運営も目をつぶってくれたのかもしれない。

これからたこ虹のファン層は変わっていく。変わって行かなければならない。

既に新しいファンはZEPPツアーにも訪れ、これからフリーライブにもやってくる。

ももクロのZEPPがどんなノリだったかしらないけれど、当時と今ではアイドルの楽しみ方が変わっている(個人的見解)。

音楽よーしらんけど、パンクとかハードコアとかそういうライブと近い感じがあったり、たこ虹だったら関西主体のグループだけあって、ファンがおもろいこと叫んでメンバーが拾って盛り上がってみたいな。ももクロでもあるけどあんなに上品じゃなくってもっと庶民的というか、悪く言えばガヤともとれるような。

ほんとうに、勝手に思ってるだけだけれど、ZEPPツアー、そしてクアトロはひとつの区切りだったと思ってる。(し、ツイッターなんかでもちらほらそういう声が聞こえてくる)

今後、定期的にオルスタライブやって、昨日のクアトロみたいに、こんな現場は怖いとかちょっと行くのをためらわれるみたいなことにはならないとおもう。

またクアトロでもやって欲しいけど、その時はみんなで大人しく見る紳士協定結ぶか、そもそも、そういうライブなので注意してね! って口をすっぱくするぐらいに注意書き書くか、なんらかの工夫は必要になってくる。それでも他のグループに比べるとまだまだ大人しいほうだけれども、このノリではきっと甲子園にはたどり着けないし、こういう湧き方のライブってひとつのパターンなだけであって、それを求めているグループじゃないし、次の段階に向けての視野には入ってないはずで今後いろんな引き出しを増やしていくのだろう。

古参、おまいつ連中が「なんか最近たこの現場は厳しくなってきたし、他の現場のほうが楽しいわ~」ってなるぐらいがちょうどいいかもしれない。

逆に言うと、それでもたこ虹が好きだから、TPOをわきまえて、騒ぎたい、暴れたい時は違う現場に行くっていう感じになったら最高だと思う。

自分はど新規だからよくわからないけど、オバたこなんて全然暴れる曲じゃないし、なにはにも昔は今ほど湧いてなかった気もしないでもない。

確かにライブを盛り上げるためには、上げ曲が必要で、ファンを取り込むのに有効だった。

だけど、オルスタじゃなくたって、それこそLVでだって、楽しめると思う。

距離も遠くなっていくと思う。

寂しいけれど、それがたこ虹のためになるのなら。

虹家族だって進化していかないといけない。それをわからない虹家族じゃないと思うし、今までのたこ虹を支えてきてくれたのは、たこ虹をここまで成長させたのは間違いなく昔から追いかけてくれた虹家族さん。

そんな昔からの虹家族と、今から増える虹家族さんがいがみ合うことなく落としどころを見つける旅もまた始まった。

 

転んでも立ち上がり少女は諦めないのなら。

青年だっておっさんだって、諦めないで欲しい。

 

旅は続いてく。

次の一歩から、また次の一歩へと。

 

蛇足なげーわ!

まあ最後まで読んだ人居ないと思いますが、ほんとうに個人的見解と思いついたことを書いただけなので、気分を害されたり、はあ? こいつ何言ってんの? って思ってもスル―してください(笑