ぐらんこ。の部屋(るーるるー♪)

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ハードルが高い ってよくよく考えたら

 凄く不思議。

 ことわざとまではいかないけど、慣用句として成立してる。日本語の中で外来語が入ってる慣用句って他にあんまり思いつかない。頑張って探したらいっぱいあると思う。

 オブラートに包むとかも中々いい線行ってる。

 メスを入れる、バトンを渡す、託す(タスキもあるが)。

 エンジンがかかる。も。

 

 オブラートはもうオブラート自体があんまり普及っていうか認知されてない感じなので、この先も残るかどうかは不安だ。オブラートって何? 世代が増えてきそう。

 市場占有率40%の会社が、月6t生産してるという記事は見つけたが、生産というか消費量減ってるのか増えてるのかすぐにはわからなかった。

 

 そういや、学校の体育とかでのリレーってやっぱりやり続けるのかな。

 みんなで手をつないでゴールとかいう教育方針(今はどうだかしらない)とかだと、リレーって一番駄目な競技だと思う。中学高校の部活対抗リレーとかはエンタメとしてなかなか優れたものだけど。クラブ紹介とか、春風高校思い出す。春風高校だっけ?

 

 まあ、かかったら超便利で爆速だったり超効率だったりするけど、昔はかかりづらかったエンジンとか、苦いものを包んで飲みやすくすることに特化したものはオブラートだったり、なんか痒い所に手が届かなかった表現をずばっと解決してくれたアイテムとして導入は自然だと思う。

 けどまあ、この何十年、何百年でできた日本語ってのが面白い。

 

 オブラートは1902年に国産化されて、1922年に大量生産可能になって……だから、言葉として広まったのはそれ以降だろう。ピーク時に100か所以上あった生産所が今は5件って情報はあったけど、効率とか生産量変わってるだろうし、量はわからなかった。

オブラート - Wikipedia

 

  ハードルも、高いと跳べないけど、元々は飛び越えるため(確か倒しても競技上は良かったはず、タイムが落ちるけど)のもので、高さは調節できて……って、障害とかの具現化されたものとしては中々同じニュアンスで語れるものがない。様な気がする。

 壁だと登るとか、飛ぶじゃないし、高さ変わらないし、そもそも飛び超えるものじゃないし。

 何故か、結構陸上競技とかでも注目されてて、世界陸上とかだと結構いい枠で放送されてたりして(←なんとなくのイメージ)、これも、小学校だったか中学校だったかの体育でやってたから、みんな知ってる。

 いつ日本にやってきたか、はちょっと調べただけではわからなかった。

 元々の英単語としても障害という概念的な意味があるっぽい。そちらが先に入ってきた可能性もあったりなかったり。

 で、そもそもハードルが高いは慣用句として認められてなかったり。

 

 慣用句ってそもそもなんだって話で。比喩的な意味で……と考えたら、ハードルが高いはストレートすぎるから、入らないのか。

 確かに。エンジンがかかる時にエンジンはかからないし、バトンを渡すときにバトンはそこにはない。オブラートも。

 ハードルも物理ハードルは存在しないが、元々、単に障害という意味でハードルって使ってたんだったら、比喩でもなんでもない。

 

 慣用句ですらなかった。なのに超絶慣用句っぽい。

 謎が多い。お馬さんの障害走は記録上、1860年には国内でもあったらしい。

 人がやりだしたのも19世紀後半だったりするから、そもそもハードル走自体の歴史が浅い。

 メートルが決まったのも1799年とかだし。近代陸上とか言われてるの、そういうことなのね。なんちゃらヤード競争とかは昔からあったんだろうけど。マラソンとかも。

 そういや近代麻雀って何が近代なんだろうか。本誌を買ったことないような気がする。当時の競合雑誌に前時代的なものがあったんだろうか。

 1972年に漫画誌ではない近代麻雀が創刊らしい。古い。

 

 なんとなく最近ブログ書いてないから、とあてもなく書き始めたけど。

 ブログ書くていう目的なかったら、色々より道が多くてWikipediaのリンクを辿って時間が経つ人になるところだった。

 ネットでなんでも調べられる、なんなら今は音声アシスタントが疑問に答えてくれる、ちょっと未来にはそのアシスタントが疑似人格みたいなの持って”未the来”みたいな世界が来るかもとか思ってたけど、わりとぼんやりとしかわからない、探しにくいことが多いね。ちゃんと保存されて電子化されてたら、業界紙とか、研究書とかになら載ってることも多々あるとは思うけど。わざわざ調べる暇人もまとめる暇人もいないってこと、結構あるんだろうな。特にネットが普及する前のこととか。